おち‐ぼ【落(ち)穂】
1 収穫したあとに落ちこぼれている稲・麦などの穂。《季 秋》「足跡のそこら数ある—かな/召波」 2 落ち葉。「—、松笠(まつかさ)など打ちけぶりたる草の庵(いほり)」〈奥の細道〉
おっかい‐はれた【おっかい晴れた】
[連語]《「おっかい」は語義未詳》だれはばかることない。公然たる。天下晴れての。「これからが—女郎買ひ」〈伎・吾嬬鑑〉
おっ‐こ・む【押っ込む】
《「おしこむ」の音変化》 [動マ四] 1 無理に入る。押し入る。「誰(た)が館(やかた)とも、何の宗旨ともいはせず、—・み—・み」〈咄・醒睡笑・七〉 2 打ち込む。攻め入る。「弓手(ゆんで)へ...
おっ‐と・る【押っ取る】
[動ラ四]《「おしとる」の音変化》 1 急いで手に取る。また、すっかり手に入れる。「童(わらは)にもたせたる太刀—・り、するりと抜きて」〈曽我・一〉 2 相手の言葉をすぐに引き取る。「まづ何者ぞ...
おっ‐ぷ・せる【押っ伏せる】
[動サ下一][文]おっぷ・す[サ下二]「おしふせる」の音変化。「拍子で声を—・せられると、張った調子がすぐにたるんだ」〈鏡花・歌行灯〉
おつ‐ど【越度】
1 律令制で、関所を破ること。通行許可証を持たず、関門を経ずに通過すること。罪科に処せられた。 2 法に反すること。〈日葡〉 3 「おちど」に同じ。「隠れたる瑕(きず)の少し候を、かくとも知らせ...
オテパー【Otepää】
エストニア南部の町。タルトゥの南西約40キロメートルに位置する。「冬の首都」と称され、同国屈指のスキーリゾートとして知られる。国際的な冬季競技大会の開催地。
オテル‐デ‐ミルコリン【Hôtel des mille collines】
ルワンダの首都キガリにあるホテル。1994年に起きたルワンダ虐殺の際、1000人以上もの避難民をかくまった場所として知られる。フランス語でルワンダの別称である「千の丘」を意味する。
おと‐こ【男】
《「おと」は、動詞「お(復)つ」と同語源で、若々しいの意。「おとめ」に対する語》 1 ㋐人間の性別で、子を産ませる能力と器官をもつほう。男性。男子。⇔女。 ㋑人以外の動植物で雄性のもの。おす。「...
おとこ‐あるじ【男主】
男の主人。また、一家の主人たる男。亭主。⇔女主(おんなあるじ)。