たか‐てらす【高照らす】
[枕]天高く照るの意から、「日」にかかる。「—日の皇子(みこ)」〈万・四五〉
たか‐で【高で】
[副] 1 取るに足りないさま。たかだか。「是皆ひとつにしてから、—二貫目か三貫目」〈浮・胸算用・二〉 2 はじめから。そもそも。「命惜しい程なら—身をうつこともない」〈浄・生玉心中〉
たか‐とうだい【高灯台】
1 高い柱に取り付けた灯台。また、丈の高い灯台や灯明台。 2 トウダイグサ科の多年草。山野に自生し、高さ約70センチ。有毒。漢方では根を通経・利尿薬にする。
たか‐とうろう【高灯籠】
《「たかどうろう」とも》 1 石灯籠の一。台石をピラミッド形にいく層にも高く積み重ねたもの。 2 人の死後、七回忌まで毎年盂蘭盆(うらぼん)のある7月に高く立てる灯籠。《季 秋》「—滅(き)えな...
たかとお【高遠】
長野県伊那市の地名。もと内藤氏らの城下町。大奥女中の絵島が流された地。高遠頼継の築いた高遠城の跡がある。
たかとき【高時】
歌舞伎狂言「北条九代名家功(ほうじょうくだいめいかのいさおし)」の上の巻の通称。
たか‐とび【高飛び/高跳び】
[名](スル) 1 高く飛び上がること。 2 犯罪者などが遠くの土地へ逃げること。「海外へ—する」 3 高いバー(横木)を跳び越える跳躍競技の総称。立ち高跳び・走り高跳びなど。
たか‐とびこみ【高飛(び)込み】
水泳の飛び込み競技で、水面からの高さ5メートル、7.5メートル、10メートルの固定した台から行う飛び込み。
たか‐と・ぶ【高飛ぶ】
[動バ四]空高く飛ぶ。「み空行く雲にもがも—・ぶ鳥にもがも」〈万・五三四〉
たか‐とり【高取り】
江戸時代、多額の知行(ちぎょう)を受けること。また、その人。