だい‐おう【大王】
1 勢力や功績のある王に対する敬称。「アレキサンダー—」 2 大和政権の首長の称。また、古代中国などで君主の称。おおきみ。 3 親王に対する敬称。
だい‐おう【大黄】
タデ科の多年草の数種の総称。中国西部の高山に自生し、高さ約2.5メートル。葉は大きく、手のひら状に裂けている。夏、緑白色の多数の花が総状に咲く。根茎は肥大し、乾燥したものを漢方で緩下剤・健胃剤に...
だい‐おう【乃翁】
[代]《「乃」は汝の意》一人称の人代名詞。男の老人が、子や目下の者に向かって、自分をさしていう語。ないおう。「—児の言を用いず」〈織田訳・花柳春話〉
だいおう‐いか【大王烏賊】
ダイオウイカ科の頭足類。最大のイカで胴長約1.6メートル、全長約6メートル。日本近海の深海にすむ。タイセイヨウダイオウイカは全長約16メートルになる。
だいおう‐ぐそくむし【大王具足虫】
等脚目スナホリムシ科の甲殻類。体節が多くダンゴムシに似る。体長30〜40センチメートルで等脚類では最大。大西洋などの深海底にすむが、生態は不明な点が多い。
だいおう‐ざき【大王崎】
三重県、志摩半島南東端の岬。断崖上に灯台がある。伊勢志摩国立公園の景勝地の一。
だいおう‐しょう【大王松】
マツ科の常緑高木。葉は針形で長さ20〜60センチ、3枚ずつ束になって垂れる。北アメリカの原産。だいおうまつ。
だい‐おうじょう【大往生】
[名](スル)少しの苦しみもなく安らかに死ぬこと。長生きして死ぬこと。また、りっぱな死に方であること。「—を遂げる」
だいおう‐やし【大王椰子】
ヤシ科の常緑高木。高さ20〜40メートル。幹の頂に羽状複葉の葉が集まってつく。熱帯アメリカの原産で、八丈島などで栽培。
ダイオキシン【dioxin】
ポリ塩化ジベンゾダイオキシンの通称。2個のベンゼン環が2個の酸素原子で結びつけられた構造を骨格とする塩素化合物で、多くの異性体があるが、特に四塩素ジベンゾダイオキシン(TCDD)をさす。猛毒で、...