たいほう【大宝】
《「だいほう」とも》文武天皇の時の年号。701年3月21日〜704年5月10日。
だい‐ほう【大宝】
仏語。 1 仏教の教え。 2 菩薩(ぼさつ)の異称。 3 密教の修法に使用する護摩壇の異称。
だい‐ほう【大法】
1 すぐれた仏の教法。仏法。 2 大乗の教法。 3 密教の修法で最も重んじられる大がかりな修法。
だいほうおん‐じ【大報恩寺】
京都市上京区にある真言宗智山派の寺。山号は瑞応山。承久3年(1221)義空の開創。初め倶舎・天台・真言の三宗兼学で、江戸時代に真言宗となった。本堂は国宝。釈迦如来・十大弟子・六観音などの諸像は鎌...
だい‐ほうし【大胞子】
シダ植物で、雌雄異型の胞子のうち、大形のもの。発芽して雌性の前葉体になる。種子植物の胚嚢(はいのう)に相当する。イワヒバ・ミズニラ・サンショウモなどにみられる。→小胞子
だいほうしゃくきょう【大宝積経】
《「宝積」は法の宝の集積の意》大乗経典。120巻。菩提流志(ぼだいるし)編および訳。713年完成。チベット語訳もある。大乗経典49部を集めたもの。
だい‐ほうてい【大法廷】
最高裁判所で裁判官全員による審判機関としての合議体。事件が憲法問題・判例変更などの重要問題にかかわる場合に構成される。→小法廷
だいほうどうだいじっきょう【大方等大集経】
大乗経典。60巻。北涼の曇無讖(どんむしん)ら訳。大集部の経典を集めたもの。仏が十方の仏・菩薩(ぼさつ)を集めて大乗の法を説いたもの。大集経(だいじっきょう)。
だい‐ほうへい【大奉幣】
大嘗祭(だいじょうさい)にあたり、伊勢神宮以下、京畿七道の神社に奉る幣帛(へいはく)。大幣。
だい‐ほっさ【大発作】
⇒強直間代発作