だい‐よう【大用】
1 大便。「小用と違うて、—は工面が悪い」〈続鳩翁道話・三〉 2 ⇒たいよう(大用)
だい‐よう【代用】
[名](スル)あるものに代えて別のものを使うこと。「糊(のり)がないので飯粒を—する」「—品」
だいよう‐おんせい【代用音声】
⇒代用発声
だいよう‐かんごく【代用監獄】
警察署の留置施設を拘置所(監獄)の代用として使うこと。監獄法の改廃に伴い、現在は「代用刑事施設」と呼称される。
だいよう‐かんじ【代用漢字】
常用漢字表にない漢字で書くべき語を、表内の同音の漢字に置き換えて書き表すときに用いる漢字。「劃然→画然」「煖房→暖房」の「画」「暖」など。代用字。
だいよう‐きょういん【代用教員】
旧制度の小学校で、免許状を有しないで教員を勤めた者。
だい‐ようきん【大腰筋】
腸腰筋の一つ。腰椎から起こり大腿骨(だいたいこつ)の小転子に終わる長大な筋肉。股関節・体幹の屈曲、腰椎・骨盤の安定化などに作用する。 [補説]食肉家畜のヒレ肉はこの筋肉。
だいよう‐けいじしせつ【代用刑事施設】
被疑者や被告人の身柄を拘束するために、法務省が所管する刑事施設の代わりに、警察の留置施設を用いること。以前は「代用監獄」と呼ばれた。 [補説]逮捕された被疑者は裁判官による拘留決定を受けて拘置所...
だいよう‐けっしょう【代用血漿】
大量失血の際に低血圧に陥らないよう、血液の代用として用いる輸液。ゼラチン液・デキストランなど。人工血液ともいうが、酸素運搬能力はない。→血漿 →人工血液
だいよう‐しょうがっこう【代用小学校】
明治40年(1907)3月以前に、公立小学校にすべての児童を就学させられない特別な事情のあるとき、市町村内または町村学校組合内につくられた私立の尋常小学校。代用私立小学校。