だ‐えき【唾液】
唾液腺から分泌される無色・無味・無臭の液体。大部分は水分で、ムチンやでんぷん分解酵素のプチアリンなどが含まれる。つば。つばき。
だえき‐アミラーゼ【唾液アミラーゼ】
⇒プチアリン
だえき‐せん【唾液腺】
口腔内にあって唾液を分泌する腺。哺乳類では耳下腺・顎下(がっか)腺・舌下腺などがある。唾腺。
だえきせん‐せんしょくたい【唾液腺染色体】
ハエ・カなどの双翅(そうし)類の唾液腺細胞の静止核にみられる巨大な染色体。普通の染色体の100〜150倍もあり、全長にわたって横縞がある。遺伝学的研究の材料とされる。唾腺染色体。
だ‐えん【楕円/橢円】
二つの定点からの距離の和が一定な点の軌跡。二定点を楕円の焦点という。長円。
だえん‐あんごうほうしき【楕円暗号方式】
⇒楕円曲線暗号
だえん‐うんどう【楕円運動】
楕円形の軌道を描く運動。
だえん‐きどう【楕円軌道】
天体や人工天体がとる軌道のうち、恒星・惑星・衛星などの天体を中心とする、離心率が0から1の間の楕円を描く軌道の総称。
だえんきどう‐の‐ほうそく【楕円軌道の法則】
惑星の運動に関するケプラーの第一法則。→ケプラーの法則
だえん‐きょくせん【楕円曲線】
三次式、y2=ax3+bx2+cx+dで表され、右辺を零とする重根をもたない代数曲線。名称は、積分により楕円の周長を求める際に用いられる関数と同じ形式であることに由来し、楕円を表す方程式とは異なる。