ひら‐ば【平場】
1 たいらな場所・土地。 2 「平土間(ひらどま)」に同じ。 3 普通の場。 ㋐競馬などで、特別レースでない一般のレース。 ㋑賭け事で、普通に賭けるだけで、割り増しの賭けをしない場。 ㋒芸妓など...
ひと‐め【一目】
1 一度だけ、または、ちょっとだけ見ること。「—見て気に入る」「—で正体を見破る」 2 一度に広い範囲を見渡すこと。「町が—で見渡せる」 3 目の中いっぱい。「涙を—受けて見おこせ給へる」〈源・須磨〉
ひとよ‐づま【一夜妻/一夜夫】
1 (一夜妻) ㋐一晩だけ関係を結んだ相手の女性。また転じて、遊女・娼婦。いちやづま。 ㋑織女星。 2 (一夜夫)一晩だけ関係を結んだ相手の男性。「我が門に千鳥しば鳴く起きよ起きよ我が—人に知ら...
ぴょこん
[副] 1 弾みをつけて軽く動作をするさま。「—とおじぎをする」 2 一つだけ不意に現れ出るさま。また、一つだけ飛び出ているさま。「うしろの毛が—と立っている」
ひろい‐よみ【拾い読み】
[名](スル) 1 文字を1字ずつたどって読むこと。また、読める文字だけを読むこと。「ひらがなを—する」 2 通読ではなく、必要なところだけを選んで読むこと。「資料を—する」
ひとつ‐がい【一つ買い】
1 一つだけ買うこと。よいものを一つ選んで買うこと。 2 遊女を1回だけ買うこと。「殿だ大尽だともいはれて…—をもした者でおんぢゃり申したさ」〈浄・加増曽我〉
ほんや‐がくもん【本屋学問】
書名だけは知っているが、その内容が身についていない、うわべだけの学問。外題(げだい)学問。
ぼせい‐いでん【母性遺伝】
親の形質が卵細胞だけを通じて遺伝すること。精細胞は関与せず、母親の形質だけが子に伝わる。細胞質に含まれる遺伝子によって起こる細胞質遺伝と、遺伝子が母親の卵細胞で発現し、一代遅れて形質が表現型とし...
み‐ひとつ【身一つ】
自分のからだだけであること。また、自分ひとりだけであること。「—で上京する」
へり‐だか【減り高】
1 ある量から減少しただけの分量。へり分。 2 歩合算で、元高よりある歩合だけ減少した分量。