出(だ)しに使(つか)・う
「出しにする」に同じ。「子供を—・う」
だし‐ぬ・く【出し抜く】
[動カ五(四)]他人のすきに乗じたり、あざむいたりして、自分が先に事をなす。「他紙を—・くスクープ」
だし‐ぬけ【出し抜け】
[名・形動] 1 予期しないことが起こること。また、そのさま。いきなり。唐突。突然。「—に声をかけられる」 2 だしぬくこと。「おれを—にしてみんな出たな」〈滑・浮世風呂・二〉
だし‐ばり【出し梁】
小屋組みで、小屋梁に続いて軒桁(のきげた)の位置より先へ長く差し出した梁。
だし‐ふづくえ【出し文机】
⇒出(いだ)し文机(ふづくえ)
だし‐べい【出し塀】
射撃や物見の便宜のために、また下から登りにくくするために、城郭の塀の一部を外へ突き出すように築いたもの。
だし‐まえ【出し前】
費用を分担するときの、その人の負担すべき費用。
だし‐まき【出し巻(き)】
「出し巻き卵」の略。
だしまき‐たまご【出し巻(き)卵】
鶏卵をかきまぜたものにだし汁を加え、鍋に薄く広げて巻き取るように焼いた料理。だしまき。
だし‐もの【出し物】
1 (「演し物」とも書く)演劇・演芸などで上演する作品や種目。演目。 2 その演者の最も得意とする演目。 3 料理屋などの、客に出す飲食物。「帳場でも間違えれば—も後れる」〈二葉亭・浮雲〉