もどかし・い
[形][文]もどか・し[シク]《動詞「もど(擬)く」の形容詞化》 1 思うようにならずいらいらする。じれったい。はがゆい。「うまく気持ちを伝えられなくて—・い」「靴を履くのも—・く走りだす」 2...
もて‐い・ず【持て出づ】
[動ダ下二] 1 持って出る。もちだす。「難波にみそかに—・でぬ」〈竹取〉 2 外部に表す。表面に出す。「—・でてらうらうじきことも見え給はざりしかど」〈源・朝顔〉
もく【黙〔默〕】
[常用漢字] [音]モク(呉) [訓]だまる もだす 声・言葉を出さない。だまる。「黙考・黙殺・黙視・黙読・黙認・黙秘・黙黙/暗黙・寡黙・緘黙(かんもく)・沈黙」
もと【本/元】
[名] 1 物事の起こり。始まり。「事件の—をさぐる」「うわさの—をただす」 2 (「基」とも書く)物事の根本をなすところ。基本。「生活の—を正す」「悪の—を断つ」 3 (「基」とも書く)基礎...
もう‐ぜん【猛然】
[ト・タル][文][形動タリ]勢いの激しいさま。「—と駆けだす」
もえ・でる【萌え出る】
[動ダ下一]草木が芽を出す。萌えだす。「ヤナギが—・でる」
めはり‐ずし【目張り鮓】
和歌山県新宮地方で、炊きたての飯を俵形に大きく握り、高菜の漬け物で包んだすし。大口でかぶりつくと、目を見張ったような顔つきになるところからの名。
め‐ざ・める【目覚める】
[動マ下一][文]めざ・む[マ下二] 1 眠りからさめる。目が覚める。「朝早くに—・める」 2 感情・知覚・本能など、ひそんでいたものが働きだす。「仕事への意欲に—・める」「性に—・める」 3 ...
めし‐いだ・す【召し出だす】
[動サ四]「めしだす」に同じ。「年老いたる法師、—・されて」〈徒然・一七五〉
めし‐い・ず【召し出づ】
[動ダ下二]「めしだす」に同じ。「二三人ばかり—・でて」〈枕・二三〉