そそぎ【注ぎ】
《古くは「そそき」》水などが飛び散ってかかること。「くだら川かはせをはやみあかごまのあしの—に濡れにけるかな」〈古今六帖・三〉
そめ‐でら【染寺】
奈良県葛城(かつらぎ)市にある浄土宗の石光寺(しゃっこうじ)の通称。天智天皇のころの創建と伝えられる。中将姫が曼荼羅(まんだら)を織った糸を染めたという井戸があるところからの名。
ぞべ‐ぞべ
[副](スル) 1 長い着物を身につけて、動作にしまりのないさま。ぞべらぞべら。「自分の—した絹の着物と」〈長与・青銅の基督〉 2 緊張感がなく、だらしないさま。ぞべらぞべら。「東京風の女中の様...
そっち‐こっち【其方此方】
《「そちこち」の促音添加》 [代]「そちこち」に同じ。「—で虫が鳴く」 [副]「そちこち」に同じ。「ちっと起こしたとって、—言やあがるから」〈洒・甲駅新話〉 「もう—夜が明けるだらう」〈...
体(たい)もな・い
くだらない。つまらない。らちもない。「何の—・いことを言ひやって」〈洒・南閨雑話〉
だいあん‐じ【大安寺】
奈良市大安寺町にある高野山真言宗の別格本山。南都七大寺の一。推古天皇25年(617)聖徳太子の発願で建立された熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)に始まると伝え、その後、十市郡に移り百済(くだら)大寺...
そうかん‐ぼくじょう【桑間濮上】
《濮水のほとりの桑間という地の意》国を滅ぼすような淫靡(いんび)な音楽。また、淫乱であること。 [補説]殷(いん)の紂王(ちゅうおう)が師延(しえん)にみだらな音楽を作らせたが、殷は滅び、師延は...
ただれ‐め【爛れ目】
目のふちが赤くただれる病気。また、その目。ただらめ。
たてじょう‐ち【楯状地】
先カンブリア時代の基盤岩が広く露出している低く平らな地域。長い間の浸食作用で平坦化され、楯を伏せたようになだらかで、大陸の中核をなす。カナダ楯状地など。
タック‐ほう【TAC法】
《「海洋生物資源の保存及び管理に関する法律」の通称。TACはtotal allowable catch(漁獲可能量)の略》クロマグロ・サンマ・スケトウダラなど国民生活に重要あるいは資源管理が必要...