いたる‐ところ【至る所/到る所】
[連語]行く先先どこでも。また、あらゆる所。「—で大歓迎」「部屋中—ほこりだらけだ」
いち‐もつ【逸物】
群を抜いて優れているもの。特に、犬・牛・馬、または人などにいう。いちもち。いちぶつ。いつぶつ。「犬は三頭が三頭ながら、大きさも毛なみも一対な茶まだらの—で」〈芥川・偸盗〉
いっ‐ぱく【一白】
1 九星の一。星では水星、方角では北。 2 馬の1本の足の下端に白いまだらのあること。
いっ‐ぱん【一斑】
《ヒョウの毛皮にあるたくさんのまだら模様のうちの一つの意から》全体からみてわずかな部分。一部分。「研究の—を披瀝(ひれき)する」
い‐びた・れる【居浸れる】
[動ラ下一]座り込んで動かない。だらだらとそこに居着く。「這入(はひ)り込みのすぐに—・れてまた居候」〈滑・浮世床・初〉
いび・る
[動ラ五(四)] 1 弱い立場の人をいじめて苦しめる。しいたげて苦しめる。「新人を—・る」 2 無理を言って困らせる。せがむ。ねだる。「又おとっさんを—・るだらうから」〈人・娘節用・後〉 3 あ...
いまき‐の‐かみ【今木の神】
京都市北区にある平野神社の祭神の一。「今来(新来)」の意で、百済(くだら)から渡来した和邇(わに)氏の祖神、また桓武(かんむ)天皇の外戚の祖神とするなど、諸説がある。
いも‐ぼう【芋棒】
エビイモと棒鱈(ぼうだら)を煮合わせたもの。京都の名物料理。
いれ‐こ・む【入れ込む/入れ籠む】
[動マ五(四)] 1 人や物を1か所に入れる。他のものの中に入れて、位置させる。「余計な石や植木などを—・んだらしい庭の造り方」〈有島・或る女〉 2 熱中する。夢中になる。のぼせる。「パソコン...
いん【淫/婬】
1 性欲。色欲。また、みだらであること。「—にふける」 2 精液。「不浄の—付きて染みたり」〈今昔・一七・四五〉