足(あし)が重(おも)・い
1 足がだるい。「一日中歩き回って—・い」 2 出かけたりするのがいやだ。気がすすまない。「友を訪ねる—・い」
あま‐たる・い【甘たるい】
[形][文]あまたる・し[ク]《「あまだるい」とも》「あまったるい」に同じ。「—・い強い香が」〈漱石・それから〉
おもっ‐たる・い【重ったるい】
[形]からだが重く感じられて、だるい。「冷えたので腰が—・い」
かい‐だゆ・し【腕弛し】
[形ク]《「かいなたゆし」の音変化。「かいたゆし」とも》「かいだるい」に同じ。「悔しくもかへりにけるか唐衣(からごろも)—・きまでかへすかひなし」〈清慎公集〉
かい‐だる・い【腕弛い】
[形][文]かひだる・し[ク]《「かいなだるい」の音変化。中世・近世語》腕が疲れてだるい。また、からだなどが疲れて動かすのがおっくうだ。かったるい。「頤(おとがひ)の—・い程詫びれども」〈浄・二...
かいな‐だゆ・し【腕弛し】
[形ク]腕がだるい。「経を…ささげ奉りしに、—・くもあらず」〈宇治拾遺・一〇〉
かっ‐たる・い
[形]《「かいだる(腕弛)い」の音変化》 1 疲れてからだや気分が重く感じられる。だるい。「—・くて動くのがおっくうだ」 2 気分がのらない。また、物足りない。もどかしい。「経験豊富な人には—・...
け‐だる・い【気怠い】
[形][文]けだる・し[ク]なんとなくだるい。「からだが—・い」 [派生]けだるげ[形動]けだるさ[名]
けっ‐たる・い
[形]《「かったるい」の音変化》くたびれてだるい。「—・くなった様に庖丁(ナイフ)と肉刺(フオーク)を投げ出して」〈魯庵・くれの廿八日〉
けん‐たい【倦怠】
[名](スル) 1 物事に飽きて嫌になること。飽き飽きすること。「—期」 2 心身が疲れてだるいこと。「—感」