ちく‐ちく
[副](スル) 1 針などを浅く、繰り返し突き刺すさま。また、そのような痛みを断続的に感じるさま。ちくりちくり。「—(と)縫う」「心が—(と)痛む」「とげがささって—する」 2 聞く者の心に突き...
みょうちき‐りん【妙ちきりん】
[形動]《「りん」は口拍子で添えたもの。「妙ちくりん」「妙てけれん」とも》普通では考えられない、不思議なさま。奇妙なさま。へんてこりん。へんちくりん。みょうちき。「—な服装」「—な話だ」
しち‐けん【七賢】
「論語」微子にあげる中国周代の、伯夷(はくい)・叔斉(しゅくせい)・虞仲(ぐちゅう)・夷逸(いいつ)・朱張・少連・柳下恵の七人の賢人。 ⇒竹林(ちくりん)の七賢
猛虎(もうこ)の猶予(ゆうよ)するは蜂蠆(ほうたい)の螫(せき)を致(いた)すに如(し)かず
《「史記」淮陰侯伝から》猛虎はどんなに強くても、ためらっていては、蜂やサソリがちくりと刺すのにも及ばない。力ある者でも決断力がなく実行しなければ、無力でなんの役にも立たない。
たけ‐の‐その【竹の園】
1 竹の生えている園。竹林(ちくりん)。竹の園生(そのう)。ちくえん。 2 《中国の漢代、梁(りょう)の孝王が、東庭に竹を植えて修竹苑と称したところから》皇族の異称。竹の園生。「伝へ来て世々に変...
しっくり
[副](スル) 1 物と物、人の心と心などが調和して、安定しているさま。ぴったり。「着物に—(と)合った髪形」「夫婦の間が—(と)行かない」 2 強く、鋭く刺激を与えるさま。ぎゅっと。ちくりと。...
たけ‐ばやし【竹林】
竹の群がり生えている所。たけやぶ。ちくりん。
へん‐てこ【変梃】
[名・形動]奇妙なさま。変なさま。また、そのようなもの。へんちき。へんちくりん。へんてこりん。「—な建物」「—な理屈をこねる」
ちく‐と
[副] 1 針などでちょっと刺すさま。ちくりと。ちくっと。「蚊遣火が消えて…頸筋のあたりを—刺す」〈漱石・一夜〉 2 少しばかり。ちょっと。ちと。「小銭(せん)があらば、—貸さんせ」〈滑・膝栗毛・五〉
しち‐けんじん【七賢人】
前7〜前6世紀のギリシャのすぐれた哲人・為政者七人の称。プラトンによれば、クレオブロス・ペリアンドロス・ピッタコス・ビアス・タレス・キロン・ソロンの七人であるが、異説もある。 ⇒竹林(ちくり...