ちちぶ【秩父】
埼玉県南西部の市。秩父盆地の中心地で、旧称は秩父大宮。秩父銘仙(めいせん)の産地。武甲(ぶこう)山に石灰岩を産し、セメント工業が盛ん。夜祭りで知られる秩父神社がある。人口6.7万(2010...
ちちぶ【知知武】
ハゼ科の魚。全長約15センチ、尾に向かって側扁が強く、雄は第1背びれが長く伸び、体色は暗褐色。河口の汽水域に多いが淡水域にもみられる。つくだ煮にする。だぼはぜ。ごり。《季 夏》
ちちぶ‐あおいし【秩父青石】
秩父地方に産出する青緑色の結晶片岩。主に緑泥片岩で、庭石・石碑などに用いられる。
ちちぶ‐ぎぬ【秩父絹】
秩父地方産の無地の絹織物。多くは衣服・夜具の裏地として用いられた。
ちち‐ぶくろ【乳袋】
漫画やアニメーションなどで、女性の胸部を強調するように不自然に貼り付いている衣服。
ちちぶ‐けい【秩父系】
⇒秩父古生層
ちちぶ‐こ【秩父湖】
埼玉県西部、秩父市大滝地区にある人造湖。三峰山の西方に位置する。荒川本流と支流の大洞(おおぼら)川の合流点に昭和36年(1961)完成した二瀬ダムの貯水池。面積0.76平方キロメートル、総貯水量...
ちちぶ‐こせいそう【秩父古生層】
秩父山地をはじめ日本各地に広く分布する古い地層。古生代石炭紀・ペルム紀の地層と考えられていたが、現在はその主要部が中生代三畳紀のものと判明。
ちちぶこんみんとうぐんぞう【秩父困民党群像】
井出孫六の処女小説。明治17年(1884)に起きた秩父事件を題材にした作品。昭和48年(1973)刊行。
ちちぶ‐さんじゅうさんしょ【秩父三十三所】
秩父地方にある33か所の観音霊場。実際には34あり、西国(さいごく)・坂東(ばんどう)の各三十三所と合わせて百観音とする。