ほうき‐むし【箒虫】
ホウキムシ綱ホウキムシ科の触手動物。海岸の砂中にすみ、体長約10センチ。体は細長い円筒状で前端に触手があり、形が箒を思わせる。ムラサキハナギンチャクの管の中にも共生する。ホウキムシ綱には海底の岩...
ほう‐たく【宝鐸】
⇒ほうちゃく(宝鐸)
マイカナイト【micanite】
人工雲母(うんも)板。天然雲母では、大型のものは少なく高価なため、雲母の小片を膠着(こうちゃく)剤で貼り合わせて大型の板としたもの。
まえ‐ぎんちゃく【前巾着】
《「まえきんちゃく」とも》「前提(まえさ)げ」に同じ。「お物師が縫うてくれし—に」〈浮・一代男・一〉
まえ‐さげ【前提げ】
巾着(きんちゃく)の上にひも通しをつけ、帯革をつけて前腰にさげるもの。安永(1772〜1781)のころ、京坂地方で流行した。前巾着(まえぎんちゃく)。
マタラム【Mataram】
インドネシア南部、ロンボク島の都市。西ヌサトゥンガラ州の州都。同島西岸に位置し、港と空港がある。オランダ統治時代の港だったアンペナン、政庁やビジネス街があるマタラム、華僑やアラブ系住民が多い商業...
まっくら‐さんぼう【真っ暗三宝】
[副]めちゃくちゃに。「—狼狽(うろたへ)て」〈滑・続膝栗毛・一〇〉
むさ‐くさ
[副] 1 気持ちが沈んで晴れないさま。むしゃくしゃ。「気ガ—シテタマラナイ」〈和英語林集成〉 2 毛などが乱れ生えているさま。もじゃもじゃ。「—としたお髭(ひげ)」〈浮・男色大鑑・七〉 3 ...
む‐じゅん【矛盾/矛楯】
[名](スル) 1 ほことたて。 2 《昔、中国の楚の国で、矛(ほこ)と盾(たて)とを売っていた者が、「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」...
ムスコビヤ【(オランダ)Moskovië】
《「モスコビヤ」とも》 1 江戸時代、モスクワを呼んだ称。 2 オランダ人がもたらした、モスクワ産のしぼのあるなめし革。巾着(きんちゃく)や胴乱(どうらん)などを作った。