ちろちろ‐め【ちろちろ目】
視点が定まらない目。また、酔うなどしてぼんやりとした目つき。「華やかな微笑の尚消残る—を無理に薄目に睜(みひら)いて」〈二葉亭・其面影〉
チロトロピン【thyrotropin】
⇒甲状腺刺激ホルモン
ちろ‐ぼ・う【散ろぼふ】
[動ハ四]「ちりぼう」に同じ。「かやうの所には、食ひ物—・ふものぞかしとて」〈宇治拾遺・四〉
ちろり【銚釐】
銅または真鍮(しんちゅう)製の、酒を温めるのに用いる容器。筒形で下の方がやや細く、つぎ口と取っ手とがついている。
ちろり
[副]動きがわずかであるさま。また、瞬間的であるさま。ちらり。「小野田が薄目をあいて、—と彼女の顔を見たとき」〈秋声・あらくれ〉
チロリアン【Tirolean】
多く複合語の形で用い、チロル地方の、チロル風の、の意を表す。「—ブーツ」
チロリアン‐シューズ【Tirolean shoes】
アルプスのチロル地方を原産とする靴の一種。主にアウトドア用だが、今は街でもおしゃれ用に用いる。
チロリアン‐テープ【Tirolean tape】
チロル風の刺繍がほどこされた、装飾用のリボン。
チロリアン‐ハット【Tirolean hat】
チロル地方で男女ともに用いるフェルト製の帽子。つばが狭く、後ろが折れ上がった形で、飾りひもと羽根飾りをつける。チロル帽。
チロリアン‐ブリッジ【Tirolean bridge】
谷やクレバスなどを、両端を固定したザイルを伝って渡ること。