キトサン【chitosan】
カニ・エビ・昆虫などの外骨格や、微生物・キノコの細胞壁を構成するキチンの分解産物。肥料・化粧品の添加剤として用いられるほか、生体内で分解・吸収される点を利用して手術用の糸などに用いられる。
きぬた‐こつ【砧骨】
耳小骨の一。鐙骨(あぶみこつ)と槌骨(つちこつ)の間にある。ちんこつ。
きつね‐び【狐火】
《狐の口から吐き出された火という俗説から》 1 闇夜に山野などで光って見える燐火(りんか)。鬼火。また、光の異常屈折によるという。狐の提灯(ちょうちん)。《季 冬》「—や髑髏(どくろ)に雨のた...
キプチャク‐ハンこく【キプチャクハン国】
《Kipchak》モンゴル帝国の四ハン国の一。1243年、チンギス=ハンの孫バトゥ(抜都)がキルギス草原にロシアのキプチャク草原を加えて建国。都はボルガ河畔のサライ。14世紀前半に最も繁栄したが...
きっか‐と
[副]はっきりと。きちんと。「これほど—言っておいたものをぞ」〈史記抄・九〉
きっそう‐こん【吉草根】
カノコソウの根・根茎を乾燥させたもの。鎮静・鎮痙(ちんけい)薬とする。纈草(けっそう)根。
きつね‐の‐よめいり【狐の嫁入り】
1 日が照っているのに、急に雨がぱらつくこと。日照り雨。 2 夜、山野で狐火が連なって、嫁入り行列の提灯(ちょうちん)のように見えるもの。
ぎふ【岐阜】
中部地方西部の県。もとの美濃(みの)・飛騨(ひだ)の2国にあたる。人口208.1万(2010)。
岐阜県南部の市。県庁所在地。提灯(ちょうちん)・うちわ・和傘などを特産し、既製服製造が盛ん。...
きほう‐ざい【起泡剤】
1 液体に溶けて、泡を生じやすく、できた泡を安定に保つ物質。石鹸(せっけん)・卵白・ゼラチンなど。 2 加熱などによって気体を発生し、泡を生じる物質。炭酸水素ナトリウム・ベーキングパウダーなど。
キチン‐ナノファイバー【chitin nanofibers】
甲殻類をはじめとする節足動物の外骨格に含まれる繊維状のキチン。食用で捕獲されたカニの廃棄殻から抽出され、化粧品や医薬品などに利用される。