あと‐つけ【後付け/跡付け】
1 江戸時代、客の乗った馬の後方に荷をつけること。また、その荷。武士の乗る場合は多く刀箱であった。「—あけて路銀のうち十両、当分入り用に使ひ給へと渡せば」〈浮・新可笑記・五〉 2 芸者が付き添い...
跡(あと)をつ・ける
1 痕跡(こんせき)をとどめる。跡を残す。 2 人・車などのあとを悟られないようについて行く。尾行する。「怪しい人物の—・ける」
お・う【追う/逐う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ㋐先に進むものに行き着こうとして急ぐ。あとをついて行く。追いかける。「母親のあとを—・う幼な子」「逃走者を—・う」「機影をレーダーで—・う」 ㋑目標となるものに至り着こう...
踵(かかと)を踏(ふ)・む
前の人のすぐ後について行く。「山嵐の—・んであとからすぐ現場へ馳(か)けつけた」〈漱石・坊っちゃん〉
したが・う【従う/随う/順う/遵う】
[動ワ五(ハ四)] 1 後ろについて行く。あとに続く。「案内人に—・う」「前を行く人に—・って歩く」 2 沿う。たどる。「川の流れに—・って下る」「標識に—・って進む」 3 他からの働きに順応...
じゅう【従〔從〕】
[音]ジュウ(慣) ショウ(漢) ジュ(呉) [訓]したがう したがえる より [学習漢字]6年 〈ジュウ〉 1 後について行く。つきしたがう。「従軍・従者/侍従・臣従・随従・追従」 2 つき...
つい‐こう【追行】
[名](スル) 1 続いてあとから行うこと。「先達に—し実験を試みる」 2 追いかけて行くこと。また、あとからついて行くこと。「先発隊を—する」
つい‐ずい【追随】
[名](スル) 1 あとにつき従うこと。あとからついて行くこと。「大国に—した政策」 2 人の業績などをまねて、それに追いつこうとすること。「卓越した技量で、他の—を許さない」
つき‐したが・う【付(き)従う/付き随う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あとについて行く。お供をする。「いつも社員が—・う」 2 服従する。配下となる。「大国に—・う」「敵近国より起って、—・ひたる勢さまで多しとも聞えねば」〈太平記・八〉
ふう‐う【風雨】
1 風と雨。「—にさらす」 2 強い風をともなって降る雨。あらし。「—をついて行く」