さばれ
《「さはれ」とも》 [接]しかし。だが。「吾は其悔の為にはかの憤を忘るべきか、—吾恋の旧(むかし)に復りて再び完かるを得るにあらず」〈紅葉・金色夜叉〉 [感] 1 まあ、とにかく。「—あけ給...
ことば‐の‐あや【言葉の綾】
微妙な意味あいを表したり、事のついでに付け加えたりする、巧みな言葉の言い回し。「—でそう言ったまでだ」
しのび‐ありき【忍び歩き】
「しのびあるき」に同じ。「かかる—も難かるべきを、かかるついでならでは、えたちよらじ」〈源・蓬生〉
ご‐しんとう【御神灯】
《「ごじんとう」とも》 1 神前に供えるあかり。みあかし。 2 芸人の家や芸者屋などで、縁起をかついで戸口につるした提灯(ちょうちん)。
ご‐じ【語次】
言葉の続き。話のついで。「—往々此辺の問題に論及したること」〈福沢・福翁百話〉
こと‐さら【殊更】
[名・形動] 1 考えがあってわざとすること。また、そのさま。故意。「—な仕打ち」「—につらく当たる」 2 格別なさま。「衆議判の時、よろしき由沙汰ありて、後にも—に感じ仰せ下されける由」〈徒...
こと‐の‐たより【事の便り】
1 物事のついで。「—に都を聞けば」〈方丈記〉 2 何かにつけてのよりどころ。便宜。「—を賜はせてはぐくみ顧みさせ給ふほどに」〈栄花・疑ひ〉
しな
[接尾]動詞の連用形に付いて、…するとき、…するついで、などの意を表す。「寝—に本を読む」「帰り—に初めて口をきいた」
シャワー‐こうか【シャワー効果】
デパートで、上階の施設を充実させ、店舗全体の売り上げ増加につなげる販売方法。屋上に人気の高いガーデニングショップを配置する、最上階のレストラン街を充実させる、バーゲン会場を上階に配置するなどで、...
こう‐のう【行嚢】
郵袋(ゆうたい)の旧称。「郵便集配人がズックの—をかついで」〈花袋・田舎教師〉