つう‐し【通史】
歴史記述法の一様式。ある特定の時代・地域・分野に限定せず、全時代・全地域・全分野を通して記述された総合的な歴史。
つうし【通志】
中国の歴史書。九通の一。全200巻。三皇の時代から隋までの紀伝体の通史で、宋の鄭樵(ていしょう)撰。1161年ごろ成立。
つう‐しき【通式】
一般にあてはまる方式。
つう‐しゃく【通釈】
[名](スル)文章全体にわたって解釈すること。また、その解釈。通解。「徒然草全段を—する」
つうしょ【通書】
中国の儒書。1巻。宋の周敦頤(しゅうとんい)撰。原書名は「易通」。宇宙生成の原理を説く「太極図説」に対し、その応用を説く。原本は伝わらず、朱子の編定本が現存。
つう‐しょ【通所】
[名](スル)老人福祉センター、身体障害者福祉センター、保育所などの社会福祉施設に養育・療育・介護・リハビリ・更生を目的に通うこと。→入所
つう‐しょう【通宵】
一晩じゅう。夜どおし。副詞的にも用いる。「旧友と—酒を酌む」
つう‐しょう【通称】
正式ではないが世間一般で呼ばれている名称。とおり名。鎌倉東慶寺を縁切り寺、徳川光圀を水戸黄門、歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」を「切られ与三(よさ)」とよぶ類。
つう‐しょう【通商】
[名](スル)外国と商取引をすること。交易。貿易。「条約を結んで外国と—する」
つうしょう‐きょうてい【通商協定】
2国間の通商関係についての協定。通商航海条約に比べて規定の範囲が狭く暫定的。