つえ‐つき【杖突き】
1 杖をつくこと。また、その人。「—姿の老翁」 2 鎧(よろい)の背の受筒(うけづつ)に差した目じるしの小旗または飾り物。 3 江戸幕府で、土地の測量に当たった役人。
つえつき‐ざか【杖突坂】
三重県四日市市采女(うねめ)町と鈴鹿市石薬師町との間にある坂。日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊吹山の荒神を討伐しての帰途、疲れ果て杖を突いて歩いた所と伝える。
つえつき‐とうげ【杖突峠】
長野県中央部、諏訪盆地と伊那谷とを結ぶ峠。標高1274メートル。近世まで諏訪・甲府方面と東海地方を結ぶ重要な交通路であった。傾斜が急で、杖を突いて登ったところからの名という。
つえつき‐むし【杖突虫】
シャクガの幼虫。尺取虫。《季 夏》