つか・ねる【束ねる】
[動ナ下一][文]つか・ぬ[ナ下二] 1 一つにまとめてくくる。たばねる。「髪を—・ねる」 2 腕などを組む。こまぬく。「手を—・ねて見ている」 3 統帥する。「全軍を—・ねる」
つか‐の‐あいだ【束の間】
「つかのま」に同じ。「紅の浅葉の野らに刈る草(かや)の—も我(あ)を忘らすな」〈万・二七六三〉
つか‐の‐ま【束の間】
《一束(ひとつか)、すなわち指4本の幅の意から》ごく短い時間。ちょっとの間。「—の夢」「—も忘れない」
つか‐ばしら【束柱】
《「つかはしら」とも》短い柱。つか。
つかわ◦す【使はす】
[連語]《動詞「つか(使)う」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》お使いになる。「朝(あした)には召して使ひ夕(ゆうへ)には召して使ひ—◦しし舎人(とねり)の子らは」〈万・三三二六〉
つかはら【塚原】
姓氏の一。 [補説]「塚原」姓の人物塚原渋柿園(つかはらじゅうしえん)塚原卜伝(つかはらぼくでん)
つかはらぼくでんじゅうにばんしょうぶ【塚原卜伝十二番勝負】
津本陽による剣豪小説。天下無双の剣聖とうたわれた塚原卜伝の生涯を描く。昭和58年(1983)刊行。
つか‐ふな【束鮒】
一束(ひとつか)ほどの大きさのフナ。「沖辺(おきへ)行き辺に行き今や妹(いも)がため我が漁(すなど)れる藻伏(もふし)—」〈万・六二五〉
つか‐ぶくろ【柄袋】
刀剣の柄を覆う袋。多く鐔(つば)までかけ、雨・雪の日や旅行のときなどに用いた。
つかま・う【捕まふ/掴まふ/捉まふ】
[動ハ下二]「つかまえる」の文語形。