つかいきり【使い切り】
1 全部使ってしまうこと。一度で使い切れる大きさの包装などにもいう。「削り節の—パック」 2 一度だけ使って捨てること。使い捨て。「—のビニール手袋」
つかい‐き・る【使い切る/遣い切る】
[動ラ五(四)]あるだけ全部使ってしまう。使いはたす。「持ち時間を—・る」
つかい‐ぎん【遣ひ銀】
費用。特に、旅費。また、小遣い銭。つかいがね。つかいぜに。「願ふところの道連れ、荷物はわれら持つべし。幸ひ—はありあはす」〈浮・五人女・二〉
つかい‐げす【使ひ下種】
人に使われている身分の低い者。下男や、下女。「これは人の—、隙(ひま)の時はつかはしける」〈浮・一代男・三〉
つかい‐こな・す【使い熟す】
[動サ五(四)]そのものの性能などが十分発揮できるよう、うまく使う。また、自分の思いどおりに使う。「道具を—・す」「数か国語を—・す」
つかい‐こみ【使い込み/遣い込み】
1 自分のものでない金銭を私用に使うこと。横領。「公金の—がばれる」 2 長期間使用すること。また、酷使すること。「—の激しい中古のカメラ」
つかい‐こ・む【使い込む/遣い込む】
[動マ五(四)] 1 任されたり預かったりした金銭を自分のことに使う。横領する。「公金を—・む」 2 予算以上の金を使う。「遊びに金を—・んで生活が苦しくなる」 3 道具などを、すっかりなじむほ...
つかい‐さき【使い先/遣い先】
1 使いに出かけた先方の家や場所。「急用で—へ連絡する」 2 金銭の使いみち。「—の不明な経費」
つかい‐ざね【使ひ実/使ひ真】
使者の中の主だった人。正使。「—とある人なれば、遠くも宿さず」〈伊勢・六九〉
つか‐いし【束石】
1 床束(ゆかづか)などの下に据える礎石。 2 基壇の側面に置かれる短い柱状の石材。