いちりょう‐じつ【一両日】
1日または2日。いちにちふつか。
いい‐まわ・す【言(い)回す】
[動サ五(四)] 1 遠まわしに言う。「—・した表現で真意がつかみにくい」 2 うまく言い表す。巧みに表現する。「仮名といふもの書きまぜず、むべむべしく—・し侍るに」〈源・帚木〉 3 言いふらす...
いく‐せ【幾瀬】
1 いくつかの瀬。また、たくさんの瀬。「大井川かがりさしゆく鵜飼舟—に夏の夜を明かすらむ」〈新古今・夏〉 2 多くのこと。ひとかたならぬこと。かずかず。「それは—の物案じ、それ故にこの病」〈浄・...
いく‐え【幾重】
何枚も重なっていること。いくつかの重なり。「雲が—もかかる」「—も人垣ができる」
いく‐ぶん【幾分】
[名]いくつかに分けたうちの一部分。いくらか。「もうけの—かを分けてやる」
[副]程度が小さいさま。いくらか。少し。「—気がひける」「—できが悪い」
いく‐つ【幾つ】
1 個数・年齢の不定・不明なときにいう語。何個。何歳。「—でもいいから、あるだけください」「来年—になりますか」 2 (「いくつか」の形で)若干の数。「その品物なら—かある」 3 (「いくつも」...
いけ‐ずうずうし・い【いけ図図しい】
[形]《「いけ」は接頭語》いやになるほどあつかましい。「—・いったら、ありゃあしないよ」
いき‐うつし【生(き)写し】
1 外見・態度が見分けがつかないほどよく似ていること。「父親に—だ」 2 生きた姿をそのまま写しとること。また、その絵。しょううつし。「—ニ書ク」〈日葡〉
いさまし・い【勇ましい】
[形][文]いさま・し[シク]《動詞「いさ(勇)む」の形容詞化》 1 意気が盛んで勢いがあり、恐れずに危険や困難に向かっていくさま。勇敢なさま。「強敵に—・く立ち向かう」「—・い英雄の物語」 2...
いけ‐どし【いけ年】
《「いけ」は接頭語》年をとったことを卑しめののしる語。いい年。「—を仕(つかまつ)った和尚が業体(ぎょうてい)で恐れ入るが」〈鏡花・高野聖〉