ひだる‐がみ【饑神】
憑(つ)き物の一種。多く山路を歩く者がとりつかれ、急に空腹を覚えて動けなくなってしまうという。西日本に多く伝えられる。
ひき‐おと・す【引(き)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 前や下に引いて落とす。また、相撲で、引き落としの技をかける。「相手の腕をつかんで—・す」 2 公共料金などを、支払人の預金口座から受取人の口座へ所定期日に送金する。「ガス料...
ひと‐つかみ【一掴み】
1 片手でつかむこと。また、その程度の分量。わずかな量。「—の米しかない」 2 簡単に取り押さえること。「よしよし今に—、目に物見せてくれんず程に」〈小波・こがね丸〉
ひと‐づえ【人杖】
1 杖がわりに人の肩によりかかって歩くこと。また、その杖がわりになる人。 2 人を杖のように軽々とあしらうこと。「相撲(すまひ)をも取りて—につかひて投げすてつ」〈今昔・二三・二一〉
ひと‐なつかし・い【人懐かしい】
[形][文]ひとなつか・し[シク]ことさら人が懐かしく思われる。人恋しい。「—・い気持ちが募る」
ひとつ‐ば【一葉】
ウラボシ科の常緑多年生のシダ。暖地の岩上や樹幹に生える。根茎は長くはい、堅く、茶褐色の鱗片(りんぺん)で覆われる。葉は単葉で堅く、裏面に白褐色の星状毛を密生。《季 夏》「なつ来てもただ—の一つか...
ひと‐ばん【一晩】
1 日が暮れてから夜が明けるまでの間。「—語り明かす」「—中眠れなかった」 2 ある晩。いつかの夜。「—みんなで会おう」
ひと‐ぐり【人繰り】
1 限られた人員をやりくりして必要な箇所に配置すること。また、その仕事。「機長の急病で—がつかない」 2 人の手で、繭や綿花から糸を引き出す作業。「—器械製糸」
ピニンファリーナ【Sergio Pininfarina】
[1926〜2012]イタリアの自動車デザイナー。父が創業したピニンファリーナ社を引き継ぐと、多くの高級スポーツカーのデザインを手がけ、同社を世界的な自動車デザイン会社に育て上げた。欧州議会議員...
ひとふで‐かぎり【一筆限り】
江戸時代、検地帳に田・畑・屋敷を一件ずつ一つ書きに記載したこと。一筆切り。いっぴつかぎり。