じぶ‐しょう【治部省】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。姓氏のこと、五位以上の官人の継嗣・婚姻、祥瑞(しょうずい)・喪葬・国忌のこと、外国使臣の接待などをつかさどる。管轄下に雅楽寮・玄蕃寮(げんばりょう)・...
しゅぜい‐りょう【主税寮】
律令制で、民部省に属し、諸国の田租(でんそ)や米穀類の倉庫の出納などをつかさどった役所。ちからりょう。ちからのつかさ。
じ【事】
[音]ジ(呉) ズ(慣) [訓]こと つかえる [学習漢字]3年 〈ジ〉 1 ことがら。できごと。「事件・事故・事項・事実・事情・事態・事典・事物/火事・記事・行事・故事・惨事・私事・叙事・珍...
じ‐だい【事大】
《「孟子」梁恵王下の「惟(ただ)智者のみ能(よ)く小を以て大に事(つか)うるを為す」から》力の弱い者が力の強い者にうまくつかえること。
し【支】
[音]シ(呉)(漢) [訓]ささえる つかえる [学習漢字]5年 1 枝分かれする。枝分かれしたもの。「支局・支線・支店・支部・支流/気管支」 2 分かれてばらばらになる。「支離滅裂」 3 分け...
しゅぜん‐げん【主膳監】
律令制で、東宮坊に属し、坊中の膳部をつかさどった役所。みこのかしわでのつかさ。しゅぜんかん。
ざっ‐しょう【雑掌】
1 奈良・平安時代、四度の使(つかい)に随行した諸国の官人。 2 平安時代以降、国衙(こくが)で公文書を扱った役人の職名。 3 中世、本所・領家のもとで荘園に関する訴訟や年貢・公事(くじ)の徴収...
さ‐はい【差配】
[名](スル) 1 とりあつかうこと。世話をすること。また、指図すること。 2 手分けして事務をとりあつかうこと。 3 所有主の代わりに貸地・貸家などの管理をすること。また、その人。「—人」「戸...
さ‐べんかん【左弁官】
律令制における官司の一。太政官に属し、八省のうち中務(なかつかさ)・式部・治部(じぶ)・民部をつかさどった。左大弁・左中弁・左少弁からなる。⇔右弁官。
しゅ‐ぜん【主膳】
1 宮内庁管理部大膳課の職員。食品の調達、食器の管理、会食時の準備などをつかさどる。 2 律令制で、宮中の食膳のことをつかさどった職。かしわで。