つみ‐のこ・す【積(み)残す】
[動サ五(四)] 1 積むはずのものを積みきれないで一部を残す。「満員電車が乗客を—・す」 2 時間内にこなしきれなくて、いくつかの事柄を残す。「案件を—・して閉会する」
つま‐の‐こ【夫の子/妻の子】
夫婦などが、互いに相手を親しんで呼ぶ語。「佐保渡り我家(わぎへ)の上に鳴く鳥の声なつかしき愛(は)しき—」〈万・六六三〉
つゆ‐くさ【露草】
ツユクサ科の一年草。道端に生え、高さ15〜50センチ。葉は長卵形で、基部は鞘(さや)となって茎を囲む。夏、二つ折りの苞(ほう)に包まれた青い花をつける。花びらは3枚あるが、1枚は小さい。古くは花...
つらま・える【捉まえる】
[動ア下一]つかまえる。とらえる。「行きなり伯母の袂を—・えて」〈三重吉・小鳥の巣〉
面(つら)を見返(みかえ)・す
自分を辱めた人に仕返しをする。「いつかあいつの—・してやる」
つゆ‐の‐ま【露の間】
露がおいてから消えるまでの間。転じて、ちょっとの間。「ぬれてほす山路の菊の—にいつか千歳(ちとせ)を我は経にけむ」〈古今・秋下〉
つか・れる【憑かれる】
[動ラ下一][文]つか・る[ラ下二]霊魂などがのりうつった状態になる。「狐に—・れる」「物の怪(け)に—・れたような振る舞い」
つか・る【疲る】
[動ラ下二]「つか(疲)れる」の文語形。
つう【通】
[音]ツウ(慣) ツ(呉) [訓]とおる とおす かよう [学習漢字]2年 〈ツウ〉 1 つかえずにとおり抜ける。とおる。「通過・通行・通風・通路/開通・貫通・交通・疎通・直通・不通・便通・融...
つかいはたしてにぶきょうげん【尽用而二分狂言】
黄表紙。曲亭馬琴作。寛政3年(1791)、京伝門人大栄山人の筆名で刊行。角書は「廿日余四拾両(はつかあまりにしじゅうりょう)」。