たけ‐ち【高市】
《「たかいち」の音変化》土地の高い所にある市。「大和のこの—に小高る市の高処(つかさ)」〈記・下・歌謡〉
たぎたぎ・し
[形シク]道に凹凸や高低があって歩きにくいさま。また、足もとがおぼつかないさま。「車駕(みくるま)の経ける道狭(さ)く地(つち)—・しかりき」〈常陸風土記〉
宝(たから)さかって入(い)る時(とき)はさかって出(で)る
《「礼記」大学の「貨(か)悖(もと)りて入る者は、また悖りて出ず」から》不正に手に入れた財宝は、結局、つまらない目的のために使い捨てられる。悪銭身につかず。
でい【泥】
[常用漢字] [音]デイ(漢) [訓]どろ ひじ なずむ 〈デイ〉 1 どろ。「泥水・泥土・泥濘(でいねい)/雲泥・汚泥・春泥」 2 どろ状のもの。「泥炭/金泥(きんでい・こんでい)・銀泥」 ...
ディープ‐フェイク【deep fake】
人工知能など高度な合成技術を用いて作られる、本物と見分けがつかないような、にせものの動画。 [補説]政治家や著名人に虚偽の発言をさせるフェイクニュースや、他人の顔を合成したポルノ動画などに悪用す...
バナゾル【Vanadzor】
アルメニア北部の都市。1935年までカラクリス、旧ソ連時代はキーロバカンと呼ばれ、1991年より現名称になった。同国第3の規模をもつ。19世紀末の鉄道開通に伴い発展。化学工業が盛ん。青銅器時代の...
にょご‐の‐しま【女護の島】
「にょごがしま」に同じ。「これより—にわたりて、つかみどりの女を見せん」〈浮・一代男・八〉
にゅうぼうおんぞん‐しゅじゅつ【乳房温存手術】
乳癌(にゅうがん)の治療で、乳房をすべて切除せず、腫瘍(しゅよう)とその周囲だけを取り除く手術。乳房や乳首に多少の変形は起こるが乳房を残すことができる。 [補説]乳房の全切除手術と比べて生存率・...
にわか【俄】
[形動][文][ナリ] 1 物事が急に起こるさま。突然。「天候が—に変化する」「—には信じがたい噂」 2 名詞の上に付いて、急にその状態になる意を表す。「—雨」「—長者」「—ファン」 3 病気...
にょ‐じゅ【女嬬/女孺/女豎】
1 律令制で、宮中に仕えた下級の女官。堂上の掃除、灯油のことなどをつかさどった。めのわらわ。にょうじゅ。 2 中国で、后・妃・夫人・嬪(ひん)などに仕えた女官。