つき‐ごえ【突き声】
槍(やり)を突くときに発する鋭い大きな声。また単に、かん高く鋭い声。けんのある声や無愛想な声にもいう。「三婦(さぶ)殿、内にか宿にかと、—やり声にじり込む」〈浄・浪花鑑〉
つき‐ごし【月越し】
2か月にわたること。翌月にかかること。「—の勘定」
つき‐ごと【月毎】
毎月。各月。月々。「—の収支」
つき‐ごめ【搗き米/舂き米】
ついて精白した米。精白米。白米。
つき‐ごや【月小屋】
かつて月経の期間中、女性が家族から離れて別居生活をした小屋。出血は穢(けが)れとされ、同じ火で煮炊きしたものを食べると穢れが移るといって別火生活をさせた。他屋(たや)。
つき‐ごろ【月頃】
この数か月間。数か月来。「日ごろ—しるき事ありて、なやみわたる」〈枕・二六七〉
つき‐ささ・る【突(き)刺さる】
[動ラ五(四)] 1 ものの先が突き立つ。「ガラスの破片が—・る」 2 速度を保ったまま中へ入る。「剛速球が捕手のミットに—・る」「打球が右翼席へ—・る」「鋭く曲がったシュートがネットに—・る」...
つき‐さ・す【突(き)刺す】
[動サ五(四)]突いて刺し通す。勢いよく刺す。「団子を串(くし)に—・す」
つき‐ざ【撞座】
梵鐘の部分の名。撞木(しゅもく)が当たるところ。
つき‐ざらい【月復習】
芸事などの、毎月定期的に行う勉強会。つきざらえ。