つけ‐がな【付(け)仮名】
「振り仮名」に同じ。
つけ‐がね【付(け)金】
1 装飾のためにつける金具。 2 祝い事などのときに、あいさつ代わりに贈る金銭。「相応の—して子のなき方へ養子に遣はし」〈浮・織留・六〉
つけ‐がね【付け鉄漿】
お歯黒(はぐろ)をいう女房詞。
付(つ)けが回(まわ)って◦来(く)る
⇒付けが回る
付(つ)けが回(まわ)・る
《あとから請求書がまわってきて支払いをさせられる意から》よくないことを行ったり、無理を通したりした当座は何もなくても、あとになってその始末をつけなければならなくなる。報いが現れる。「やっつけ仕事...
つけ‐がみ【付(け)紙】
1 書籍や文書中、必要なところや不審なところに目じるしとしてつける紙。不審紙(ふしんがみ)。付箋(ふせん)。さげがみ。 2 合図や目じるしなどとして門口などにはりつける紙。「東の門口に—をして置...
つけ‐がみ【付(け)髪】
1 毛髪を補うために仮につけそえた髪。そえがみ。 2 髪を結うときに、余分に入れる髪。入れ毛。
つけがみ‐だい【付(け)紙台】
近世、金銀を人に贈るときに用いた台。「黄金一枚」などと書いた包み紙をはりつけ、金銀は別に包んで贈る。付け台。
つけ‐がろう【付家老】
江戸時代、幕府から親藩に、または大名の本家から分家に、監督や補佐としてつけておいた家老。付け人家老。付け人。