仕舞(しま)いを付(つ)・ける
1 始末をつける。片をつける。 2 江戸の遊里で、前もって揚げ代を払い、その遊女を買い切る約束をする。「十日ほども前から—・けずば、いつでもさしだらう」〈洒・甲駅新話〉
始末(しまつ)を付(つ)・ける
きちんと処理をする。締めくくりをつける。「もめごとの—・ける」
しめ‐つ・ける【締(め)付ける】
[動カ下一][文]しめつ・く[カ下二] 1 強く締める。きつく締める。「帯で—・けられて苦しい」「胸が—・けられるような悲しみ」 2 精神的、物質的に圧迫する。束縛して苦しめる。「輸出規制で—・...
尻(しり)を落(お)ち着(つ)・ける
ある場所にゆっくりとどまる。腰を落ち着ける。「実家に—・ける」
白黒(しろくろ)をつ・ける
物事の是非・善悪・真偽などを決める。決着をつける。黒白(こくびゃく)をつける。
すい‐つ・ける【吸(い)付ける】
[動カ下一][文]すひつ・く[カ下二] 1 ぴたりとくっついて離れないようにする。吸いつかせる。「磁石で鉄くぎを—・ける」 2 吸ってタバコに火をつける。「仕事を片づけて一服—・け」〈一葉・にご...
すえ‐つ・ける【据(え)付ける】
[動カ下一][文]すゑつ・く[カ下二]物をある場所に据えて固定する。「防犯カメラを—・ける」
すり‐つ・ける【擦(り)付ける/摩り付ける/摺り付ける】
[動カ下一][文]すりつ・く[カ下二] 1 こするようにしてつける。「猫がからだを—・けてくる」 2 マッチなどをすって火をつける。「紙莨(たばこ)に寸燐(マツチ)を—・けた」〈魯庵・社会百面相〉
寸法(すんぽう)を付(つ)・ける
段取りをつける。
せめ‐つ・ける【攻(め)付ける】
[動カ下一][文]せめつ・く[カ下二]激しい勢いで敵を攻める。「大軍を率いて—・ける」