みとく‐さん【三徳山】
鳥取県中央部、東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町にある山。標高900メートル。古くから霊山として信仰され、山全体が名勝・史跡になっている。北麓には約1300年前に役(えん)の行者(ぎょうじゃ)の...
みやこ‐じょうふ【宮古上布】
宮古島で産する麻織物。チョマを原料とした糸を手織りにした絣(かすり)柄の着尺地。かつては薩摩(さつま)上布とよばれていた。
みっか‐ねつ【三日熱】
マラリアの一種。三日熱マラリア原虫の感染によるもので、発熱発作は48時間ごとに起こる。熱帯から温帯にみられ、日本でもかつてみられた。おこり。
ミルバト【Mirbat】
オマーン南部の港町。サラーラの東約70キロメートルに位置し、アラビア海に面する。かつて乳香交易および馬の取引が盛んだった。港の防備と地方知事の住居として利用されたマルバート城があり、現在は博物館...
ミルデューラ【Mildura】
オーストラリア、ビクトリア州北西部の都市。ニューサウスウェールズ州との州境となるマレー川沿いに位置する。かつて羊毛運搬をはじめとする水運の要地として発展。周辺は肥沃な土地が広がり、柑橘類、ブドウ...
みろく‐ぼさつ【弥勒菩薩】
兜率天(とそつてん)の内院に住み、釈迦(しゃか)入滅から56億7000万年後の未来の世に仏となってこの世にくだり、衆生を救済するという菩薩。弥勒仏。
マンドラゴラ【mandragora】
ヨーロッパ原産のナス科の多年草。多肉質の根茎は有毒で、かつては鎮痛剤・麻酔剤などに用いられた。マンドレーク。 [補説]根茎は人体に似るものがあり、土中から引き抜かれる際に悲鳴を上げるという伝説もある。
むかし‐なじみ【昔馴染み】
1 ずっと以前に親しかった人。また、ずっと以前から親しくしている人。「—に出会う」「—の仲間がそろう」「女将(おかみ)とは—だ」 2 人に限らず、昔から親しくしているもの。かつて親しみを感じてい...
むさし‐とみよ【武蔵とみよ】
トゲウオ科の淡水魚。全長約5センチ、体色は灰黄色で背びれにとげをもつ。温度の低い澄んだ水を好み、春から夏にかけて水草で球状の巣を作る。 [補説]かつては東京・埼玉・茨城などでみられたが、水質の変...
ムアン‐クーン【Muang Khoun】
ラオス中部の町。かつてシエンクワン県の県庁所在地だったが、1970年代の内戦時に破壊されてポーンサワンに移転。ワットピアワットやワットフーンをはじめ、空爆を受けた仏教寺院の遺跡が点在する。