あお‐まつむし【青松虫】
マツムシ科の昆虫。体長約2.5センチで、全体に緑色。樹上で暮らし、秋にリーリーと甲高い声で鳴く。原産地は中国大陸の南岸といわれる。明治期に渡来、帰化。
あお‐むき【仰向き】
あおむくこと。また、その状態。あおむけ。「—に泳ぐ」⇔俯(うつむ)き。
あお‐む・く【仰向く】
[動カ五(四)]天を仰ぐように、顔や物の前面が上を向く。あおのく。「—・くと空に虹が架かっていた」⇔俯(うつむ)く。
[動カ下二]「あおむける」の文語形。
あお‐むけ【仰向け】
あおむけること。また、その状態。あおのけ。あおむき。「病人を—に寝かせる」⇔俯(うつむ)け。
あお‐む・ける【仰向ける】
[動カ下一][文]あふむ・く[カ下二]顔や物の表面を上に向ける。あおのける。「顔を—・ける」⇔俯(うつむ)ける。
あさがお‐がい【朝顔貝】
アサガオガイ科の巻き貝。殻高約2センチ。貝殻はカタツムリ形でごく薄く、紫色。足から粘液を分泌して泡状の浮き袋とし、海上を浮遊。クラゲを食べる。
あさくさ‐じま【浅草縞】
縦糸にくずの生糸、横糸に木綿糸を用いた紬(つむぎ)織り。武蔵の八王子付近から産した。
足(あし)を重(かさ)ねて立(た)ち目(め)を側(そばだ)てて視(み)る
《「史記」汲黯(きゅうあん)伝から》両足をくっつけて立ち、うつむいて横目でうかがう。非常に恐れるさまをいう。
あに【豈】
[副] 1 あとに推量を表す語を伴って、反語表現を作る。どうして…か。「価なき宝といふとも一坏(ひとつき)の濁れる酒に—まさめやも」〈万・三四五〉 2 あとに打消しの語を伴って、強い否定の気持ち...
アフリカ‐まいまい【アフリカ舞舞】
アフリカマイマイ科の陸生の巻き貝。細長いカタツムリで、殻高約13センチに達する。野菜の害虫で、広東住血線虫の中間宿主。東アフリカの原産で、アジアの熱帯地方、小笠原・奄美・沖縄の島々にもすむ。