つら【面/頰】
1 顔。顔つき。現代では、やや乱暴な言い方で、多くはいい意味では用いない。「どの—下げて来た」「ちょっと—を貸せ」 2 物の表面。「上(うわ)っ—」 3 ほとり。あたり。「曹司の蔀(しとみ)の—...
つら【連/列】
1 つらなること。行列。「くれはどりあやにかしこく織るはたの越路の雁の—をなしける」〈夫木・一二〉 2 仲間。連れ。「初雁は恋しき人の—なれや旅の空飛ぶ声のかなしき」〈源・須磨〉
つら【蔓】
つる(蔓)の古名。「定めなくなるなる瓜の—見ても立ちやよりこむこまのすき者」〈拾遺・雑下〉
つら‐あかり【面明(か)り】
「差し出し3」に同じ。
つら‐あて【面当て】
快く思わない人の面前で、わざと、あてこすりを言ったり意地悪をしたりすること。また、その言動。あてつけ。「—に皮肉を言う」
面(つら)あ見(み)ろ
憎らしく思っている人に災いが及んだのをみて、いい気味だとあざける言葉。ざまあ見ろ。
つら・い【辛い】
[形][文]つら・し[ク] 1 他人に対して冷酷である。非情である。むごい。「—・いしうち」「—・く当たる」 2 精神的にも肉体的にも、がまんできないくらい苦しい。苦しさで耐えがたい。「—・い別...
ツライフ【Turaif】
サウジアラビアの町ディライヤにある地区名。
つら‐うち【面打ち】
「面当(つらあ)て」に同じ。「嫁を憎んで去りし故、子は—に自害せし」〈浄・宵庚申〉
面(つら)から火(ひ)が◦出(で)る
「顔から火が出る」に同じ。「—◦出る思いをする」