ご‐びょう【五廟】
中国で、諸侯の太祖の廟と二昭・二穆(ぼく)の廟を合わせていう呼称。太祖廟を中央とし、その左方の廟が昭で第2代・第4代を、また、右方の廟が穆で第3代・第5代をまつる。
さか・る【盛る】
[動ラ五(四)] 1 勢いが盛んになる。「火が—・る」「燃え—・る炎」 2 繁盛する。にぎわう。はやる。「大川の舟遊びも—・っていた」〈秋声・縮図〉 3 動物が発情する。交尾する。つるむ。「犬ガ...
さいたずま
1 植物イタドリの古名。〈重訂本草綱目啓蒙〉 2 春に萌え出た若草。「野辺見れば弥生の月の果つるまでまだうら若き—かな」〈後拾遺・春下〉
さか‐ばやし【酒林】
1 酒屋の看板として、杉の葉を球形に束ねて軒先につるしたもの。酒の神ともされる奈良県の大神(おおみわ)神社が杉を神木とすることにちなむといわれる。さかぼうき。さかばた。杉玉。杉林。 2 武具の一...
さいじょう‐がき【西条柿】
柿の一品種。広島県の西条付近から産する。つるし柿・ころ柿などにする。
こん‐みょう【今明】
今日と明日。きょうあす。今明日。「この日頃、都遷(うつ)りあるべしときこえしかども、忽ちに—の程とは思はざりつるに」〈平家・五〉
ざい【在】
[音]ザイ(呉) [訓]ある います ます まします [学習漢字]5年 1 そこにある。いる。「在学・在庫・在宅/介在・健在・現在・散在・自在・実在・所在・潜在・存在・滞在・不在」 2 住んでい...
ごまだん‐の‐ふどう【護摩壇の不動】
1 護摩堂の本尊としてまつる不動明王。 2 護摩をたく煙で黒ずんでいる不動明王の像のように、黒くて恐ろしそうな顔をした人。
こ‐はじ【木端】
《「こはし」とも》すだれの下端の縁に縫い込んである細長い薄板。巻き上げるときの芯(しん)にする。一説に、巻き上げたすだれを柱などにつる鉤(かぎ)という。
さ・げる【下げる】
[動ガ下一][文]さ・ぐ[ガ下二] 1 ㋐物の一端を固定して下に垂らす。つるす。ぶらさげる。「風鈴を—・げる」「カーテンを—・げる」 ㋑(「提げる」とも書く)物を手・肩・腰などで支えて下に垂らす...