ヘルツル‐の‐おか【ヘルツルの丘】
《Har Hertzel》パレスチナ地方の古都エルサレムの西郊にある丘。名称はシオニズム運動の創始者として知られるテオドール=ヘルツルにちなむ。戦没者や歴代大統領の国立墓地であり、ヘルツル自身の...
べかり◦けり
[連語]《推量の助動詞「べし」の連用形+過去の助動詞「けり」》…べきであった。…はずであった。「法服の一つ足らざりつるを、にはかにまどひしつるに、これをこそ返り申す—◦けれ」〈枕・二七八〉
つるぎ‐たち【剣太刀】
[名]鋭利な刀剣。また、単に刀のこと。つるぎのたち。「ますらをの心振り起こし—腰に取り佩(は)き」〈万・四七八〉 [枕] 1 を身に添え、また磨(と)ぐところから、「身に添ふ」「磨(と)ぐ...
つり‐かご【釣(り)籠/吊り籠】
1 つるすように作った籠。また、つるしてある籠。 2 (釣り籠)釣った魚を入れる籠。びく。
つる【鶴】
1 ツル目ツル科の鳥の総称。日本では古くから亀とともに長寿の象徴として貴ばれる。大形で、くびと脚が長く、飛ぶときはまっすぐ伸ばし、ゆっくり羽ばたく。羽色は白色・灰青色が主で、頭頂が赤く裸出してい...
かに‐くさ【蟹草】
カニクサ科の蔓性(つるせい)で多年生のシダ。関東以西の山地に自生。蔓状の地上部は葉の変形したもので、葉状の部分は羽片。夏、上方の羽片の裏面にカニの内臓に似た胞子嚢(ほうしのう)群をつける。漢方で...
ぎたい‐ご【擬態語】
事物の状態や身ぶりなどの感じをいかにもそれらしく音声にたとえて表した語。「つるつる」「じろじろ」「こっそり」など。なお、広義の擬声語には、擬態語が含まれることがある。→擬声語
かもめ‐づる【鴎蔓】
キョウチクトウ科カモメヅル属の多年草の総称。蔓性(つるせい)のものと直立性のものとがある。アオカモメヅル・ツルガシワ・クサタチバナなど。
くず‐かずら【葛/葛蔓】
[名]クズの別名。 [枕] 1 クズの葉が風に裏返るところから、「うら」「うらみ」などにかかる。「秋はつる三室(みむろ)の山の—恨みしほどの言の葉もなし」〈新葉・恋五〉 2 クズのつるを繰る...
おもう‐ひと【思う人】
[連語] 1 いとしい人。恋人。おもいびと。 2 気の合った人。親しい友。「鶉(うづら)鳴く古りにし郷(さと)の秋萩を—どち相見つるかも」〈万・一五五八〉 3 自分をいとしく思い、かわいがってく...