ていたいおん‐しょう【低体温症】
寒冷な環境の中で中心体温(直腸温度)がセ氏35度以下に下がると起こる症状。初期は寒さの訴えとふるえが起こるが意識は正常。極端に下がると、昏睡状態となり脈拍・呼吸数が低下し、死亡(凍死)する。→疲労凍死
ていたいおん‐りょうほう【低体温療法】
体温を下げ、代謝を低下させて手術などを行う治療法。手術時の臓器や組織の障害を低減させることを目的とする。体表面を直接冷却したり、人工心肺で血液を体外で冷却して循環させたりする方法がある。身震いな...
ていたいじゅう‐じ【低体重児】
出生時の体重が2500グラム未満の新生児のこと。→低出生体重児
てい‐たいせき【底堆石】
氷河が移動するときに底部を削って運搬したり、クレバスから落ち込んだりした岩屑(がんせつ)。
ていたい‐ぜんせん【停滞前線】
ほとんど動きのない前線。梅雨前線や秋雨前線など。
てい‐たく【邸宅/第宅】
家。すまい。特に、構えが大きくて、りっぱな造りの家。やしき。邸第。「—を構える」「大—」
ていた‐ぐみ【手板組】
江戸時代、金品を逓送した飛脚商。金飛脚(かねびきゃく)。
ていた‐しらべ【手板調べ】
江戸時代、外国船舶が入港したとき、その貨物・旅客の明細書を奉行所に差し出させ、奉行が調べたこと。
て‐いただ・く
[連語]⇒頂(いただ)く8
てい‐たらく【体たらく/為体】
《「たらく」は、断定の助動詞「たり」のク語法》ありさま。ようす。ざま。現在では、ののしったり自嘲をこめたりして、好ましくない状態にいう。「初日から遅刻とはなんという—だ」「覚明が—褐(かち)の直...