うち‐くら【内蔵】
《「うちぐら」とも》 1 三蔵(さんぞう)の一。古代、朝廷の官物を収納した倉庫。うちつくら。うちのくら。 2 母屋と軒続きに建ててある蔵。家の内部から出入りする。→庭蔵 3 金持ち。「客の中での...
うつし‐だ・す【映し出す/写し出す】
[動サ五(四)] 1 光を当てて映像をスクリーンなどに現す。「アルプスの山々を画面いっぱいに—・す」 2 見聞したり調べたり考えたりしたことを、絵や文章に書き表す。「当時の風俗を巧みに—・した小説」
う‐なわ【鵜縄】
1 鵜飼いのウを操るために、首につける縄。《季 夏》「川風や—つくらふ小手の上/几董」 2 ウの羽や木片をいくつも縄に結びつけた漁具。二人で両端を持って川をのぼり、魚をかりたてて網の方へ追い込む...
う・ず【倦ず】
[動サ変]《「うんず」の撥音の無表記》「倦(うん)ずる」に同じ。「深く世の中憂きことと思ひ—・じはてて」〈平中・一〉
うめ‐た・てる【埋め立てる】
[動タ下一][文]うめた・つ[タ下二]川や海などに土砂を入れて埋め、陸地にする。「沼を—・てて宅地にする」
心(うら)もな・し
1 とりたてて思い煩うことがない。屈託がない。「—・く我が行く道に青柳の萌(は)りて立てれば物思(も)ひ出(で)つも」〈万・三四四三〉 2 相手に対して、自分の心の中を包み隠したりしない。「—・...
うみ‐の‐こ【生みの子/産みの子】
1 自分の生んだ子。実の子。 2 子孫。「—のいや継ぎ継ぎに見る人の語り次(つぎ)てて」〈万・四四六五〉
うめたて‐ち【埋(め)立(て)地】
海・川・湖などを埋め立ててつくった陸地。
うま‐じるし【馬印/馬標】
戦陣で用いた標識の一。大将の乗馬の側に立てて、その所在を示す目印としたもの。
うのはな‐おどし【卯の花威】
鎧(よろい)の威の色の一。白色であるのを卯の花に見立てての名。白糸威、白の唐綾(からあや)威、白革による洗い革威など。