あぶ・る【焙る/炙る】
[動ラ五(四)] 1 火に当てて、暖めたり、乾かしたりする。「たき火で手を—・る」 2 火に当てて軽く焼く。「海苔(のり)を—・る」
あま‐だり【雨垂り】
1 あまだれ。「簷端(のきば)を繞(めぐ)る—も何と無く物凄じく」〈鉄腸・花間鶯〉 2 軒の雨だれが落ちる所。「坊主が秘蔵の水瓶を、—の石に打ち当ててうち割りて置きつ」〈沙石集・八〉
あま‐つ‐しるし【天つ印/天つ表】
1 天上界にある、越えてはならない境界線。天の川のこと。「ひさかたの—と水無(みなし)川へだてておきし神代し恨めし」〈万・二〇〇七〉 2 (「天つ璽」と書く)天つ神の子であることを示す品。皇位の...
雨(あめ)車軸(しゃじく)の如(ごと)し
雨脚を車軸に見立てて、大粒の雨が激しく降るさまをいう。→車軸を流す
あやめ‐がたな【菖蒲刀】
端午の節句に、ショウブの葉を刀に見立てて男児が腰に差したもの。後世は飾り物として節句に飾った木太刀。しょうぶがたな。あやめだち。
あら・い【荒い】
[形][文]あら・し[ク]《「粗い」と同語源》 1 動きが大きく激しい。「波が—・い」「呼吸が—・い」 2 性格や言動にやさしさがなく粗暴である。激しい。「気性の—・い馬」「言葉が—・い」 3 ...
あら‐だ・てる【荒立てる】
[動タ下一][文]あらだ・つ[タ下二] 1 荒々しくさせる。「風が波を—・てる」「声を—・てる」 2 物事をもつれさせ面倒にする。「事を—・てる」 3 怒らせる。「いま少し—・てて惑はし給へ」〈...
あら‐の【荒野/曠野】
荒れ果てている野。人けもなくて寂しい野原。あれの。 [補説]書名別項。→阿羅野
アルタイル【Altair】
鷲(わし)座のα(アルファ)星。光度0.8等、距離17光年。夏の夜、天の川を隔てて琴座の織女星(ベガ)と相対する。牽牛(けんぎゅう)。彦星(ひこぼし)。
アルテミス【ARTEMIS】
《advanced relay and technology mission》2001年にESA(欧州宇宙機関)が打ち上げたデータ中継衛星。静止軌道に配置され、同機関の地球観測衛星やATV(欧州...