かたひざ‐たて【片膝立て】
片方のひざを立てて座る姿勢。「医者は縁に—をし」〈志賀・暗夜行路〉
かた・る【語る】
[動ラ五(四)] 1 話す。特に、まとまった内容を順序だてて話して聞かせる。「目撃者の—・るところによれば」「決意の程を—・る」 2 語り物を節をつけて朗読する。「浪曲を—・る」 3 ある事実が...
かすみ‐の‐ころも【霞の衣】
1 たちこめた霞を、衣に見立てていう語。「山桜—厚く着てこの春だにも風つつまなむ」〈山家集・上〉 2 《「かすみ」に「墨」を掛けて》墨染めの衣。ねずみ色の衣。喪服。「はかなしや—たちしまに花のひ...
かっちり
[副](スル) 1 物の組み合わせなどに少しの狂いもなく、きちんと合うさま。「計画を—(と)立てておく」 2 堅く引き締まったさま。「—した身体」
か‐てい【課程】
学校などで、一定期間に割り当ててさせる学習・作業の範囲・順序。「博士—」
かっ‐さ【刮痧】
中国の民間療法の一。水牛の角・石などでできた専用の板や陶製のさじなどで、皮膚を刺激して新陳代謝を促進する。日本では近年、美容法として広まっている。 [補説]「活沙」とも当てて書く。
がっ‐し【合膝】
能で、左ひざを立てて座った姿勢から、左右のひざを交互に進めてにじり出る型。また、狂言で、跳び上がってあぐらまたは立てひざをする型。がっしつ。
かつお‐ぶし【鰹節】
カツオの肉を蒸して干し固め、黴付(かびつ)けと日干しを繰り返したもの。削って料理にかけたり、だしを取ったりして用いる。うまみ成分であるイノシン酸を多量に含む。かつぶし。おかか。→生(なま)り節 ...
がちゃ‐ぎり【がちゃ切り】
[名](スル)俗に、電話の切り方が乱暴なこと。通話の相手がまだ話しているにもかかわらず、がちゃんという音を立てて受話器を置き、電話を切ってしまうこと。
渇(かつ)に臨(のぞ)みて井(い)を穿(うが)つ
《「説苑」奉使の「飢えて黍稷(しょしょく)を求め、渇して井を穿つ」から》必要に迫られてから慌てて準備をしても間に合わないことのたとえ。