おかち‐の‐き【雄勝の柵】
古代、東北経営の拠点としてつくられた城柵(じょうさく)。天平宝字3年(759)完成。所在地については、現在の秋田県湯沢市や雄勝郡羽後町など諸説がある。
おおなみ‐の‐いけ【大浪池】
鹿児島県北東部にある円形の火口湖。霧島(きりしま)火山群内にあり、山頂火口湖としてはわが国最大級のもの。面積0.4平方キロメートル、直径630メートル、水面高度1239メートル、最大深度11.6...
おおな‐おおな
[副] 1 人目をはばからず夢中になるさま。本気になって。ひたすら。「—言出づることをものうくはもてなすべきぞ」〈源・早蕨〉 2 思慮に欠け軽はずみなさま。うっかり。うかうかと。「民部卿などの、...
オーバー‐ズボン
登山・スキーなどで、ズボンの上に重ねてはく防寒・防風用ズボン。両側にファスナーがあり、靴やスキーをつけたまま着脱できるものもある。
オーバー‐ドクター
《(和)over+doctor》大学院の博士課程を修了してはいるが、ふさわしい職に就かないでいる状態。また、その人。
オーバーツーリズム【overtourism】
ある地域に観光客が集中して過剰に混雑することにより、さまざまな弊害が生じること。観光公害。 [補説]具体的な例としては、宿泊施設の不足や景観の損失により観光客の満足度が低下すること、また、ごみの...
おか・す【侵す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 他者の権利・権限などを損なう行為をする。侵害する。「所有権を—・す」「思想の自由を—・してはならない」 2 他国の土地に不法に入り込む。侵入する。侵略す...
おかまい‐なし【御構い無し】
1 周囲のことに考えを及ぼさないこと。無頓着(むとんちゃく)なようす。また、そのような人。「人の思わくなんか—にしゃべりまくる」 2 江戸時代の裁判で、お上(かみ)としては罪に問う意思がなく、不...
おち‐つ・く【落(ち)着く/落(ち)付く】
[動カ五(四)] 1 移り動いていた物事が安定した状態になる。 ㋐居所や職業が決まって、そこにとどまる。「新居に—・く」「やっと今の仕事に—・く」 ㋑大きな変動のない、安定した状態になる。また...
お‐すべり【御滑り】
1 「滑り台」の美化語。 2 《女房詞から》神仏への供物や貴人の食物・所持品のお下がり。「『あなた、—でございます。一つお戴き遊ばせ』と青柳夫人は菊の御紋をうち出した紅葉雁(べにらくがん)を東老...