そうたい‐けいご【相対敬語】
話し手と聞き手、話題となる人物との関係で敬意の高低が定まる敬語の使い方。現代日本語の敬語は、相対敬語。通常「部長がおっしゃっています」と尊敬語を用いるが、来客などに対しては「部長が申しております...
ダイナミック‐レンジ【dynamic range】
信号の再現能力を表す値。識別または再現可能な最も強い信号と、最も弱い信号との比。単位にdB(デシベル)やbit(ビット)を用いる。アンプやスピーカーなどの音響分野では通常、音圧比で表し、最大出力...
たいひょう‐せん【耐氷船】
北極海、南極海の氷海で海氷の圧力、衝撃に耐えて航行できる強固な船体と強力な機関を持つ船。砕氷船のように氷で覆われた水域を、氷を砕きながら航行することはできない。規格については船級協会によって異なる。
チチカカ‐こ【チチカカ湖】
《Lago Titicaca》アンデス山脈中部、ペルーとボリビアとの国境にある湖。湖面標高が3812メートルで大湖としては世界最高。湖畔の主な都市はペルー側のプーノとボリビア側のグアキがあり、定...
たま・る【堪る】
[動ラ五(四)]《「溜まる」と同語源》こらえる。がまんする。保ちつづける。下に打消しの語を伴って用いることが多い。「こう暑くては—・らぬ」
たま‐とり【玉取り】
数個の玉を手で交互に投げ上げては受けとめる曲芸。品玉(しなだま)。弄丸(ろうがん)。
堪(たま)ったものではな・い
「たまらない」を強めていう語。「朝から晩までこき使われては—・い」
たま・う【賜う/給う】
[動ワ五(ハ四)]《上位から下位に物や恩恵を与える意から、その動作主を敬う語となる。現代では文語的な文章か、特別の堅い言い方でないと尊敬語としては用いない》 1 「与える」「くれる」の尊敬語。...
ため【為】
1 利益があること。役立つこと。「—にならない本」「子供の—を思う」 2 原因・理由。わけ。「雨の—に延期する」 3 目的や期待の向かうところ。「健康の—に運動をする」 4 一定の関係のあること...
たまつ‐しま【玉津島】
和歌山市和歌浦の地名。かつては島。玉津島神社がある。[歌枕]「—見れども飽かずいかにして包み持ち行かむ見ぬ人のため」〈万・一二二二〉