手(て)も無(な)く
1 簡単に。たやすく。「—ひねられる」 2 そのまま。「早い話が八犬伝は—水滸伝の引写しじゃげえせんか」〈芥川・戯作三昧〉
て‐もめ【手揉め】
自腹を切ること。自分の金でもてなすこと。自弁。「女郎の—の振る舞ひ客」〈浄・油地獄〉
て‐もら・う
[連語]⇒貰(もら)う10
て‐もり【手盛(り)】
1 自分自身で食べ物を食器に盛ること。「—の飯」 2 自分勝手に自己の利益を図ること。→御手盛(おても)り「郎中の官でありつる春と云ふ者を、—に丞相にないたほどに」〈史記抄・淮南衡山伝〉 3 計...
手盛(ても)り八杯(はちはい)
自分で食べ物を盛って、遠慮なくたくさん食べること。
手盛(ても)りを食(く)・う
自分の計略に自らはまる。