かずき‐もの【被き物】
1 頭にかぶるもの。かぶりもの。被衣(かずき)や帽子など。 2 自分の負担となるもの。また、損失となるもの。やっかいもの。「さても大きなる—と、次第にうるさくなって」〈浮・文反古・二〉
が‐せい【我精/我勢】
[形動] 1 骨身を惜しまずに働くさま。勤勉なさま。「とても昔の様に—に働く事は出来ないのさ」〈漱石・道草〉 2 勝ち気で意地っ張りなさま。元気なさま。「—な老母と並んで大人し過ぎるくらい控目に...
河清(かせい)を俟(ま)つ
《「春秋左伝」襄公八年から》黄河の水が澄むのを待つように、いつまで待っても実現する見込みのないこと。百年河清を俟つ。
が‐ぜん【俄然】
[ト・タル][文][形動タリ]にわかなさま。「毎年夏の初めに、多くの焼芋屋が—として氷水屋に変化するとき」〈漱石・それから〉
[副]突然ある状態が生じるさま。急に状況が変わるさま。にわかに。...
数(かず)で熟(こな)・す
多数を処理する。数をこなす。「単価が低い分は—・してもうける」
かそ‐せい【可塑性】
固体に外力を加えて変形させ、力を取り去ってももとに戻らない性質。塑性。
かぞえ‐きれ◦ない【数え切れない】
[連語]数や量が多くて、とても数えることができない。「—◦ないほどの鳥の群れ」
かそう‐ラン【仮想LAN】
一つの企業内・ビル内など限られた場所に構築されたLANにおいて、実際の接続構成とは無関係に、任意のコンピューターや機器を仮想的なグループとして扱う手法。物理的な端末の接続場所を変えても、設定など...
か‐すい【火水】
1 火と水。つらく困難な状況などにもたとえていう。水火。「同じくは—の中へ飛び入っても」〈紅葉・多情多恨〉 2 性質の相反するもののたとえ。「精神上の—の争いも」〈花袋・描写論〉
歌人(かじん)は居(い)ながらにして名所(めいしょ)を知(し)る
歌人は、古歌や歌枕の研究によって、旅行をしなくても、天下の名所のようすをよく知る。