ごけ‐いり【後家入り】
1 未亡人のところに婿入りすること。 2 後妻として入ること。また、その人。 3 ひとそろいの道具の不足分を他から持ってきて補うこと。「—にても用に足らばさて有べし」〈松屋筆記〉
こぐふね‐の【漕ぐ舟の】
[連語]和歌で、漕ぐ舟の縁から、「浮く」「乗る」「帆」「音立つ」「寄す」などの語を導く序詞の一部となる。「思ふこと跡なき波に—浮き沈みても恋ひ渡るかな」〈新千載・恋二〉
こ‐こ【此処/此所/此/是/爰/茲】
[代]近称の指示代名詞。 1 話し手が現にいる場所をさす。「私の生家は—からそう遠くはない」 2 話し手や周囲の人が現に置かれている状況や程度、または局面をさす。「事—に至ってはもう手の打ちよう...
こくじん‐いっき【国人一揆】
中世、国人・国衆(くにしゅう)らの地域的な連合組織。特定の目的のために結束し、内部規律を保つために一揆契状を作成した。その目的は多様で、国一揆(くにいっき)との関係についても諸説がある。
ココ‐とう【ココ島】
《Isla del Coco》コスタリカの本土から南西550キロメートルにある東太平洋上の島。同国の国立公園。島固有の動植物が多く生息する熱帯雨林に覆われている。周辺海域はダイビングスポットとし...
此処(ここ)ばかりに日(ひ)は照(て)らぬ
ここにだけ太陽は照るわけでない。世間どこへ行っても生活の道はあるというたとえ。他へ移るときなどに捨てぜりふのように用いる。
こくぜい‐ちょうしゅうほう【国税徴収法】
国税の徴収に関する基本法。国税滞納処分の手続き、および国税債権と他の債権との調整などを定め、地方税の徴収についても準用される。昭和35年(1960)施行。→地方税法
こくさい‐じんどうほう【国際人道法】
戦争・武力紛争下においても人道が守られることを目的として、負傷兵・病兵・捕虜・武器を持たない一般市民などへの配慮と対応を規定した、ジュネーブ条約などの国際法の総称。国際赤十字や赤新月運動などの法...
心(こころ)に掛(か)・ける
1 心にとどめる。念頭におく。「いつも—・けていただき感謝しています」 2 目をかける。懸想(けそう)する。「天武の—・けさせ給へば、清み原にめされて」〈胆大小心録〉 3 心にまかせる。思いのま...
コーンパペン‐の‐たき【コーンパペンの滝】
《Khone Phapheng Falls》ラオス南部、チャンパーサック県付近を流れるメコン川にかかる滝。シーパンドーンとよばれる大小4000もの中州が点在する流域に位置する。高さ15メートル、...