ざ‐きょう【座興】
1 宴席などで、その場に興を添えるための芸や遊戯。「—に手品をする」 2 その場かぎりの冗談や戯れ。「—にしても言葉が過ぎる」
さて‐お・く【扨措く/扨置く】
[動カ五(四)] 1 ひとまずその事柄を当面の問題から外す。それはそれとしておく。「費用は—・くとしても、人手が問題だ」 2 そのままの状態で放置する。すておく。「さばかり哀れなる人を—・きて」...
さしめ
《尊敬の助動詞「さしも」の命令形》軽い敬意を含んだ命令や要求を表す。…なさい。…ください。→しめ「身ひとりはえ行くまいほどに、わごりょも来てくれさしめ」〈虎明狂・乳切木〉 [補説]室町後期に用い...
さす‐また【刺股/指叉】
江戸時代、罪人などを捕らえるのに用いた三つ道具の一。2メートル余の棒の先に、二またに分かれた鉄製の頭部をつけたもの。これでのど首を押さえる。→突棒(つくぼう) →袖搦(そでがら)み [補説]現在...
さし‐ひ・く【差(し)引く】
[動カ五(四)] 1 ある数量から他の数量を引き去る。「月給から税金を—・く」 2 ある事柄の過不足などを判断する。「外見の悪さを—・いても性能は評価できる」 3 潮が満ち引きする。また、体温が...
さすらい‐びと【流離人】
あてもなくさまよう人。
さすらい【流離】
あてもなくさまようこと。流浪(るろう)。「—の身」「—人(びと)」
さすら・う【流離う】
[動ワ五(ハ四)]どこというあてもなく、また、定まった目的もなく歩きまわる。漂泊する。流浪(るろう)する。「雪の広野を—・う」
[動ハ下二]
に同じ。「我身かくてはかなき世を別れなば、いかな...
さし‐つ・ける【差(し)付ける】
[動カ下一][文]さしつ・く[カ下二] 1 ものに押し当てる。押しつける。「甲鉄艦の船舷(ふなべり)へ我が船舷を—・けて」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 目の前に突き出す。突きつけるように差し出す。...
さつ‐しょぶん【殺処分】
人間に危害を及ぼすおそれのある動物、または不要となった動物を殺すこと。家畜伝染病の蔓延(まんえん)防止や特定外来生物の防除などのために行われるほか、保健所に持ち込まれた犬・猫などのペットに対して...