てんのう‐へいか【天皇陛下】
当代の天皇を敬っていう語。今上(きんじょう)陛下。
てんのう‐まつり【天王祭】
悪疫よけの神とされる牛頭(ごず)天王の夏の祭り。陰暦6月15日を中心に行われる。牛頭天王は京都八坂神社の祭神ともなっているので、祇園会・祇園祭りとよぶところも多い。
てん‐の‐うめ【天の梅】
バラ科の常緑小低木。沖縄などの海辺に自生。葉は楕円形の小葉からなる羽状複葉。4、5月ごろ、梅に似た白い5弁花が集まって開く。盆栽にされる。磯山椒(いそざんしょう)。
てん‐の‐かわ【天の川】
奈良県南部、山上ヶ岳(さんじょうがたけ)などに源を発し、南西に流れる川。十津川(とつかわ)上流部。あまのかわ。
てん‐の‐こえ【天の声】
1 「天声(てんせい)」に同じ。 2 転じて、権力者や、影響力が強い人物の意見。
天(てん)の濃漿(こんず)
天から授かった美味な飲み物。甘露。ふつう、酒のことをいう。天のこんずい。「—とも言ふべきほどの酒をいだし」〈黄・栄花夢〉
てん‐の‐しごせん【天の子午線】
天文学における天球上の子午線。天の北極・南極を結ぶ平面が、天球と交わってできる大円を指す。
てんのじむら【てんのじ村】
難波利三の長編小説。大阪市西成区山王、通称てんのじ村に住む芸人達の姿を描く。昭和59年(1984)刊行。同年、第91回直木賞受賞。
てん‐の‐せきどう【天の赤道】
⇒赤道2
天(てん)の底(そこ)が抜(ぬ)けたよう
激しく雨が降るさま。短時間で大量に雨が降るさま。