てん‐ろ【転炉】
製鋼用の炉で、中で精製した金属を、炉体を回転させて取り出すもの。洋ナシ形をし、底部から空気または酸素を吹き込んで精製する。
てんろう【天狼】
日本の俳句雑誌。昭和23年(1948)、西東三鬼、橋本多佳子らが山口誓子を擁立して同人誌として創刊。のち、誓子主宰誌となる。平成6年(1994)3月に誓子が没し、同年6月をもって廃刊。
てんろう‐せい【天狼星】
大犬座のα(アルファ)星、シリウスの中国名。
てんろう‐せつごく【天牢雪獄】
豪雪に埋もれ、行き来も思うようにならない状態を、天の作った牢獄にたとえた語。 [補説]出典は江戸時代の「沢内風土記」。沢内は岩手県和賀郡沢内村(現、西和賀町)のこと。
てんろ‐き【転路機】
⇒転轍機(てんてつき)
てん‐ろく【天禄】
1 天から授かる幸福。天の恵み。 2 古代中国の想像上の動物。角があり、鹿または牛に似る。霊獣とされ、印章・墓石などに刻される。天禄獣。
てんろく【天禄】
平安中期、円融天皇の時の年号。970年3月25日〜973年12月20日。
てんろれきてい【天路歴程】
《原題The Pilgrim's Progress》バニヤンの小説。第一部1678年、第二部84年刊。クリスチャンとその妻クリスチアーナが「滅亡の市」を旅立ち、「落胆の沼」「虚栄の市」などを経て...
てんろん【典論】
中国の文学書。もと5巻20編。魏(ぎ)の文帝曹丕(そうひ)撰。文学や文体を本格的に論じた最初の図書。自叙文と「文選」に引用された「論文」のみが残っている。典論論文。