てんどう‐せつ【天動説】
地球が宇宙の中心に静止し、他のすべての天体が地球の周りを回っているという説。古代・中世の宇宙観で、プトレマイオスにより完成。地球中心説。⇔地動説。
天道(てんどう)是(ぜ)か非(ひ)か
《「史記」伯夷伝から》公平とされるこの世の道理は、果たして正しいものに味方していると言えるのだろうか。疑わしいかぎりだ。
てん‐どく【点読】
[名](スル)漢文を点図によって訓読すること。
てん‐どく【転読】
[名](スル) 1 経題や経典の初・中・終の数行だけを略読すること。大部の経典、特に「大般若経」600巻について行われる。転経。→真読 2 経典を読誦(どくじゅ)すること。転経。
てん‐どく【顛読】
[名](スル)漢文を返り点に従って下から上へ返って読むこと。⇔直読。
てん‐どん【天丼】
《「てんぷら丼(どんぶり)」の略》どんぶり飯にてんぷらをのせ、濃いめのつゆをかけたもの。
てんな【天和】
《「てんわ」の連声(れんじょう)》江戸前期、霊元天皇の時の年号。1681年9月29日〜1684年2月21日。
てん‐なが【点長】
[形動ナリ]達筆めかして、文字の点や画を長く引いて書くさま。「手を書きたるにも…ここかしこの—に走り書き」〈源・帚木〉
てんなん‐しょう【天南星】
サトイモ科テンナンショウ属の植物の総称。マムシグサ・ウラシマソウ・ミミガタテンナンショウ・ムサシアブミなど。花は仏炎苞(ぶつえんほう)をもつ。塊茎は有毒であるが、漢方で薬用にする。へびこんにゃく...
てん‐なんばん【天南蛮】
かけそばにてんぷらを入れ、裂いたネギを散らしたもの。