てんねん‐ゆうきかごうぶつ【天然有機化合物】
自然界に存在する有機化合物。動植物の生体で産するもののほか、生物の遺物に由来する石炭や石油も含まれる。
てんねん‐りん【天然林】
植林によらず、自然に生育した森林。⇔人工林。
天(てん)の与(あた)うるを取(と)らざれば反(かえ)って其(そ)の咎(とが)めを受(う)く
《「史記」淮陰侯伝から》天が与えてくれるものを受け取らないと、かえって天罰を受ける。好機を無にすれば、かえって災いを招くということ。
天(てん)の与(あた)え
天が与えてくれたもの。天の賜(たまもの)。
天(てん)の網(あみ)
1 「てんもう(天網)」に同じ。 2 「かすみ網」に同じ。「—を引きはへて、彼の鶴を手捕りにして」〈伽・鶴のさうし〉
てん‐のう【天王】
《「てんおう」の連声(れんじょう)》 1 仏語。欲界六天の最下天にいる四天王のこと。 2 牛頭(ごず)天王。 3 中国で、天子の称。
てん‐のう【天皇】
《「てんおう」の連声(れんじょう)》 1 日本国憲法で定められた日本国および日本国民統合の象徴。その地位は国民の総意に基づくとされ、一定の国事行為だけを行い、国政に関する権能をもたない。皇位は世...
てんのうお【天の魚】
石牟礼道子の小説。昭和49年(1974)刊行。「苦海浄土」「神々の村」とともに、水俣病の実態を描いた水俣三部作の一。副題は「続苦海浄土」。
てんのうがわ‐こうえん【天王川公園】
愛知県津島市にある公園。大正9年(1920)の開園。桜や藤の名所として知られる。
てんのう‐き【天皇旗】
行幸のときなどに、天皇のしるしとして用いられた旗。紅色の錦に金色の菊章がある。